BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

「わかやま線サイクルトレインプラス」本実施へ 自転車搭載台数を4台に拡大|JR西日本

西日本旅客鉄道(JR西日本)は3月10日、日曜・祝日限定の完全予約制サービス「わかやま線サイクルトレインプラス」を3月16日から本格実施すると発表した。これまでの実証実験を経て、1列車あたりの自転車搭載可能台数を従来の3台から4台に増やし、サービスを拡充する。

人気高まるサイクルトレインの進化形

JR西日本の「きのくに線 わかやま線サイクルトレイン」は2021年9月のサービス開始以来、区間延伸や特急列車での利用など段階的にサービスを拡充してきた。現在では利用区間は250kmを超え、延べ3.5万人以上が利用する人気サービスとなっている。

今回本格実施される「わかやま線サイクルトレインプラス」は、昨秋からの実証実験を経て安全性が確認されたことから通年運行へと移行する。このサービスは「追加料金不要」「自転車そのまま乗車可能」という従来のサイクルトレインの特徴に加え、「完全予約制」「列車・台数限定」という要素を追加した発展形サービスとなる。

サービス詳細と利用方法

サービスは3月16日(日)から和歌山線の和歌山〜五条間でスタートする。乗降可能駅は和歌山、岩出、粉河、橋本、五条の5駅に設定されている。利用できるのは日曜・祝日の指定列車のみで、1列車につき最大4台までの自転車が搭載可能だ。

利用にあたっては完全予約制を採用している。まず公式サイトで利用可能列車を確認し、スマートフォンなどで事前予約を行う必要がある。乗車時はホームに設置された乗車位置表示の場所で待機し、2両編成の場合は最後部車両の一番後ろのドア付近から乗車する。車内では自転車を持参したゴムなどで固定して安全に輸送する仕組みだ。

詳細や予約はこちら

地域の魅力発信に向けた取り組み

JR西日本では「きのくに線 わかやま線サイクルトレイン応援隊」も募集しており、一般公募で選ばれた方々がSNSを通じてサイクルトレインや和歌山の魅力を発信している。応援隊の第4期追加募集は3月下旬頃から開始される予定だ。

予約サイトは3月15日(土)10時に公開予定で、それまでの予約は別サイトから受け付けている。JR西日本は「引き続き、多くのお客様に和歌山県の素敵なスポットを巡るサイクリングとサイクルトレインの旅をお楽しみいただけるよう取り組んでまいります」としており、サイクルツーリズムを通じた地域活性化に力を入れている。

自転車と鉄道の融合による新たな旅のスタイル

サイクルトレインは自転車をそのまま列車に持ち込めるサービスで、サイクリストにとって行動範囲を大幅に広げる便利なシステムとして注目を集めている。専用の自転車輸送ケースや梱包が不要なため、手軽に鉄道と自転車を組み合わせた旅を楽しむことができる。

今回のサービス拡充により、さらに多くのサイクリストが和歌山の自然や観光スポットを自転車で巡る旅を楽しめるようになりそうだ。環境に優しい移動手段として、また新たな観光スタイルとしてのサイクルツーリズムの普及が期待される。

問:西日本旅客鉄道 https://www.westjr.co.jp/

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load