キッズデザイン賞受賞ヘルメット「BUNNY-HOP」にMサイズを追加展開｜KABUTO

Bicycle Club編集部

2025年04月11日

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オージーケーカブトは、同社が展開するストリート系ハードシェルヘルメット「BUNNY-HOP（バニーホップ）」シリーズにおいて、新たに大きいサイズとなるMサイズ（54-56cm）を開発し、2025年4月より順次発売開始することを発表した。これにより、既に市場で高い評価を得ているSサイズに加え、より幅広いユーザー層への対応が可能となる。

頑丈なハードシェルとSGマーク認証による確かな安全性

「BUNNY-HOP」は、クラシックなテイストを取り入れたデザインが特徴のハードシェルタイプのヘルメットである。このタイプのヘルメットは、外殻（シェル）が硬質樹脂で作られており、内部の衝撃吸収ライナーと合わせて高い保護性能を発揮する。その頑丈さから、自転車に乗り始めたばかりの子どもたちの日常的な使用はもちろん、BMX（バイシクルモトクロス）やスケートボードといった、転倒リスクが伴うアクティブなストリートスポーツシーンでの使用にも適している。

安全性に関しては、製品安全協会が定める厳格な安全基準を満たした製品のみが表示を許可される「SGマーク」の認証を取得している。SGマークは、万が一の製品欠陥による人身事故が発生した場合の賠償措置も付帯しており、消費者が安心して製品を選ぶ上での重要な指標となっている。

ユーザーの声に応え、54-56cmのMサイズをラインナップ

今回新たに追加されるMサイズは、頭囲54cmから56cmに対応する。これは、成長期の子どもや、Sサイズでは少し小さく感じるユーザーからの「もう少し大きいサイズが欲しい」という市場の声に応える形で開発されたものである。参考重量は約420gと、安全性と快適性のバランスにも配慮されている。

選ぶ楽しさを演出する豊富なカラーとデザイン

カラーバリエーションは、ユーザーの多様な好みに応えるべく、Mサイズ専用のラインナップとして全6色が用意された。落ち着いた印象の「マットブラック」「マットグレー」に加え、人気のパステル系「マットパープル」「マットライトブルー」「マットターコイズ」、そしてクリーンな印象の「マットオフホワイト」と、多彩な選択肢を提供する。

さらに、デザイン面でのこだわりは細部にも及ぶ。ヘルメット本体のカラーリングに合わせて、あごひも（ストラップ）の色もコーディネートされており、マットブラックとマットグレーにはカーキ色、マットパープルとマットターコイズにはミントグリーン色、マットライトブルーとマットオフホワイトにはライトパープル色のストラップがそれぞれ採用されている。これにより、ヘルメット全体としての一体感とファッション性が高められ、特に子どもたちが「被りたい」と思えるような、選ぶ楽しさを提供する工夫が凝らされている。

キッズデザイン賞最高賞受賞の実績

「BUNNY-HOP」シリーズは、その優れたコンセプトと品質が認められ、先行して発売されたSサイズモデル（49-54cm）が、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する「第18回キッズデザイン賞」（2024年）において、最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞している。この受賞は、SGマーク取得による確かな安全性、子どもでも手に取りやすい価格設定、そして豊富なカラーバリエーションといった点が総合的に高く評価された結果であり、今回のMサイズ追加によって、その価値はさらに多くのユーザーへと届けられることになる。

安全で快適な自転車ライフへの貢献を目指して

オージーケーカブトは、「安全性の追求」を企業活動の根幹に据えつつ、時代とともに変化するユーザーのニーズやライフスタイルに合わせた製品開発を続けている。今回の「BUNNY-HOP」Mサイズの追加も、そうした企業姿勢の表れと言えるだろう。同社は今後も、ヘルメット着用努力義務化の流れなども踏まえ、あらゆる世代の人々が安全かつ快適に自転車ライフを楽しめるよう、魅力的な製品を提供していく方針である。