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長野県安曇野市でマウンテンバイククロスカントリー種目全日本選手権開催決定

2026年の第39回全日本自転車競技選手権大会のマウンテンバイク部門が長野県安曇野市の「安曇野市マウンテンバイクコース」で開催されることが正式に決定した。これに伴い2025年4月11日(金)に安曇野市役所にて日本自転車競技連盟(JCF)と主管団体による記者会見がおこなわれた。本大会では、「クロスカントリー・オリンピック(XCO)」と「クロスカントリー・ショートトラック(XCC)」の2種目が実施される予定だ。

開催は7月17日~20日、安曇野市マウンテンバイクコースで開催

第39回 全日本自転車競技選手権大会MTB-XCO・XCCの主催は公益財団法人日本自転車競技連盟、主管は第39回全日本MTB選手権大会実行委員会(仮称:一般社団法人MSJおよび安曇野市)が担当する。大会期間は2026年7月17日(金)から7月20日(月)の4日間を予定しており、詳細スケジュールは以下のとおり。

  • 7月17日(金):オフィシャルトレーニング・コースウォーク

  • 7月18日(土):オフィシャルトレーニング

  • 7月19日(日):クロスカントリー・ショートトラック(XCC)

  • 7月20日(月):クロスカントリー・オリンピック(XCO)

会場となる安曇野市マウンテンバイクコースとは

安曇野市は「自転車を活用したまちづくり」の一環として、2020年に市西部の山林を活用したマウンテンバイクコース整備に着手。「ダウンヒル」と「クロスカントリー」の2種目に対応できる全国大会レベルの施設を目指し、堀金烏川の「ほりでーゆ~四季の郷」や「啼鳥山荘」周辺の山林を舞台に、自然地形を活かした本格的なコース造成をしてきた。

開催決定までの道のり

左から安曇野市太田寛市長、JCF理事 坂井田 米治MTB部会長、小林 可奈子大会実行委員長 写真提供:安曇野市

第39回全日本自転車競技選手権大会の開催地として安曇野市が選ばれるまでには、綿密な準備と調整が重ねられてきた。

まず令和6年6月、一般社団法人MSJが日本自転車競技連盟(JCF)による大会開催候補地募集説明会に参加。地域と連携しながらMTB競技の発展を目指す姿勢が示された。続いて同年8月には、正式に安曇野市を候補地として申請し、本格的な誘致活動を開始した。

その後、同年12月にはJCFのマウンテンバイク部会による現地視察とヒアリングが実施され、同市の地理的条件や受け入れ体制が評価され、条件付きでの内々定が出された。この段階では、市が実行委員会に参画することや、開催運営および資金面での協力体制が条件として示された。

令和7年1月、市側の明確な協力表明と体制整備が確認され、内定が通知された。さらに同年3月には、市の参画が明記された組織図をあらためてJCFへ提出し、体制の万全さを裏付ける形となった。

そして令和7年3月29日、安曇野市マウンテンバイクコースが正式に第39回全日本自転車競技選手権大会の開催地として決定。クロスカントリー・オリンピック(XCO)およびクロスカントリー・ショートトラック(XCC)の2種目を実施する大会として、日本トップレベルの選手が集う舞台が整えられることとなった。

ロス五輪へ向けたレースとして意味をもつ大会

写真はジャパンマウンテンバイクカップ 撮影:井上和隆

大会の開催決定を受け、今後はより具体的な準備が本格化する。まずは「第39回全日本自転車競技選手権MTB実行委員会(仮称)」の設立が予定されており、開催運営の中核となる体制が構築される。

併せて、公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)との連携のもとで、競技コースの最終確認や基準のすり合わせが行われる。大会にふさわしい安全かつ魅力的なコース設計に向けての重要なステップとなる。

本大会は、2028年ロサンゼルス五輪に向けた国内選手選考や、UCI(国際自転車競技連合)ポイント獲得の場としても重要な意味を持つ。加えて、若手選手の発掘や他国際大会への準備段階としても注目される位置づけだ。

今後は実行委員会の正式設立、JCFとのコース確認、そして会場周辺のインフラ整備などが進められていく予定である。大会の成功と日本MTB競技の発展に向けて、安曇野市と関係各所の協力が期待される。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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