
コスパ最強!ミドルグレードロードバイクおすすめ5選【30万円台から買える】

Bicycle Club編集部
- 2025年05月04日
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ヒルクライムレース、ロングライドではそれなりに軽いロードバイクが速く走るには有利。そのため1台目のロードバイクであっても、「ちょっといいものを買っておいた方が結果的に安くなる」というのは、ベテランサイクリストがよく言うアドバイスだ。ここでは、そんなバランスのよい、いわゆる「ミドルグレード ロードバイク」についてまとめてみた。
ミドルグレード ロードバイクは性能と価格のバランスを求める人におすすめ!
エントリーモデルと高級モデルの中間に位置するカテゴリーで、性能と価格のバランスに優れていることが特徴だ。ここ数年で技術の進歩が進み、電動コンポーネントやカーボン素材など、かつてはハイエンドモデルでしか見られなかった装備が採用されるようになった。そのため、初心者からベテランまで多くのライダーに支持されており、ロードバイク市場において存在感を増している。そのいっぽうで価格が高騰しており、10年前のロードバイクを買っている人にとって驚きの値段になっているので注意したい。
エントリーモデルからステップアップしたい初中級者
エントリーモデルで基本的なロードバイクの楽しさを知り、さらなる性能を求める方に最適です。ミドルグレードモデルは、より軽量で剛性の高いフレーム、効率的な変速システム、高品質なホイールなどを備えており、ライディング体験を大きく向上させることができます。
本格的なレースや長距離ライドに挑戦したい方
ミドルグレードモデルは、アマチュアレースや長距離ライドなど、より過酷な条件下でも十分な性能を発揮します。信頼性の高いコンポーネントや快適性を考慮した設計により、長時間のライディングでも疲労を軽減し、パフォーマンスを維持することができます。
最新の技術を取り入れたバイクを求める方
ミドルグレードモデルは、ハイエンドモデルで採用された技術が比較的早く反映される傾向があります。例えば、電動変速システムや油圧式ディスクブレーキなど、最新の技術を手頃な価格で体験できるのもこのカテゴリーの魅力です。
コストパフォーマンスを重視する方
ハイエンドモデルと比較して、ミドルグレードモデルは大幅に低い価格で高い性能を得ることができます。最高級モデルとの性能差が小さい一方で、価格差は大きいため、コストパフォーマンスを重視する方にとっては理想的な選択肢となります。
長期的な使用を考えている方
ミドルグレードモデルは、品質と耐久性に優れています。初期投資は少し高くなりますが、長期的に見ればメンテナンスコストが抑えられ、長く愛用できるバイクとなります。将来的なアップグレードの余地も残されているため、成長に合わせてカスタマイズしていくことも可能です。高い信頼性、長距離走行時の快適性、そして今後のアップグレード余地があるため、購入後も楽しみが尽きない。
ミドルグレード ロードバイクの一般的なスペック
いわゆるミドルグレードのロードバイクの仕様を見ていこう。わかりやすいのは重量。油圧ディスクブレーキ仕様で7~9kgというのが目安となる。さらに変速システムはリア12速以上というのがスタンダードだ。12速以上であれば、後々のアップデートもしやすい。
項目 | 一般的な仕様 |
---|---|
価格帯 | 30万円〜100万円 |
フレーム素材 | カーボン、一部高級アルミ合金フレーム |
フォーク素材 | カーボン |
変速システム | シマノ ・105(機械式、電動式)、Ultegra(電動式)、スラム・Rival(電動式)、Force(電動式)、カンパニョーロ・コーラス(機械式)、EKAL(機械式) |
ブレーキタイプ | ディスクブレーキ(油圧) |
ホイール | 中〜高級アルミまたはカーボン、前後重量1500gが目安 |
重量 | 7〜9kg程度 |
高品質なフレームとフォークがもたらすヒルクライム性能と快適さ
ミドルグレードのバイクでは、フレームに軽量かつ高剛性なカーボン、一部もでるでは高級アルミやスチールが使用される。これにより、ペダリングの力を無駄なく推進力へと変換し、登坂やスプリントで明確なアドバンテージを発揮する。
また、フォークはカーボンがスタンダードで、軽さに影響する。振動を効果的に吸収し、長時間のライドでも快適性を保り、これにより、ロングライドやグランフォンドでも疲労を感じにくくなる。
信頼性と操作性を支えるコンポーネント
ミドルグレードモデルでは、シマノ105やアルテグラ、スラム・ライバルlやフォースといった中上位グレードのコンポーネントが搭載されている。これらは変速精度が高く、スムーズなギアチェンジを実現。特に、電動変速ならシマノのDi2やスラムのeTapは指先での操作のみで確実な変速が可能だ。
ディスクブレーキは制動力が高く、雨天時や長い下り坂でも安心感がある。リムブレーキよりもメンテナンスは増えるが、そのメリットは大きい。
シマノ・105機械式搭載 おすすめの5台
予算に余裕があれば電動式の方がおすすめだが、昨今の価格の上昇で50万円以上になってしまう。そこでおすすめしたいのがシマノ・105機械式を採用したモデルだ。走りの性能はフレーム、さらにホイールによるところが大きく、よほどのこだわりがない限りは満足できる。さらに将来的にアップグレードする際にも12速なので互換性も高く、安心だ。結果的に11速の旧モデルや下位モデルを買うよりもリーズナブルになる。ここではおすすめの5モデルを見ていこう。
ANCHOR RP8
41万4000円(105モデル(機械式変速))
FELT FR Advanced 105
495,000円
PINARELLO X1 105 メカニカル
430,000円
RIDLEY Fenix SLiC
498,300円(バイククラフト 105機械式モデル)
MERIDA SCULTURA 4000
374,000円
ホイールにアップグレードはより効果的、キャンペーンも利用しよう
ミドルグレードバイクの魅力の一つが、性能に対して価格が抑えられていること。ハイエンドに迫るスペックを持ちながら、価格は20〜40%抑えられるケースもある。さらに、将来的にホイールやサドル、コンポーネントをグレードアップすることで、さらに自分好みのバイクへと進化できるのも魅力だ。最近では各社から限定モデルやホイールのアップグレードキャンペーンも実施しており、これを利用しない手はない。
MERIDA SCULTURA 6000 LIMITED
価格:660,000円(税込)

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PINARELLO X1 105 + Fulcrum Racing 3 DB WUPスタンダード完成車
通常完成車+ホイール定価 :430,000+134,200=564,200のところ
WUPスタンダード完成車価格:54,200円お得(税込み)
バランス重視のロードバイク選びに最適
エントリーモデルからのステップアップを考えている方、性能と価格のバランスを重視したい方には、ミドルグレード ロードバイクは最適な選択肢だ。これからロードバイクをもっと深く楽しみたいライダーは、ぜひこのカテゴリーを検討してほしい。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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