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東京・府中〜青梅でロードレースが開催、国内外の精鋭16チームが出場! |THE ROAD RACE TOKYO TAMA

2025年7月13日、東京都多摩地域を舞台に開催される国際自転車ロードレース『THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025』。その男子エリート部門に出場する全16チームが、5月30日、大会主催の東京都スポーツ推進本部より発表された。日本を代表するベテラン・新城幸也が所属するイタリアの強豪チームを含む7チームと、国内トップクラスの9チームが、多摩の公道を駆け抜ける。大会をさらに盛り上げるべく、レース前日と当日には、豪華ゲストを招いた多彩なイベントも企画されており、自転車ファンならずとも楽しめる一大サイクリングフェスティバルとなりそうだ。

国際公認レースに世界の風、国内トップ勢と激突

『THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025』は、国際自転車競技連合(UCI)が公認する「コンチネンタルサーキット・クラス2」の格式高いロードレースだ。男子エリートのレースは、7月13日(日)午前7時30分に武蔵野の森公園をスタート。多摩地域の豊かな自然と都市部を巡り、JR青梅駅前にフィニッシュする全長133.8kmのタフなコースで争われる。同日には、午前7時25分にJR青梅駅前を発着点とする33.5kmの周回コースでエリート女子のレースも開催され、トップレベルの自転車競技を一日通して堪能できる。

【海外招待チーム:7チーム】

ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ(PT、イタリア)

日本自転車界のレジェンド、新城幸也が所属するイタリアのUCIプロチーム。今シーズンは春先から来日し、圧倒的な強さを見せており、和歌山城クリテリウムではスプリンターのドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)が勝利。続くツール・ド・熊野では、ラヨビッチがステージ2勝を挙げポイント賞を獲得、さらにマーク・スチュワート(イギリス)がステージ1勝と見事な総合優勝を成し遂げた。勢いは止まらず、ツアー・オブ・ジャパンでもラヨビッチが第1ステージで優勝、スチュワートも総合4位と好成績を収めている。新城の経験豊富なアシストと実力者の活躍で、多摩のレースでも主役候補筆頭だ。

 トレンガヌ・サイクリングチーム(CT、マレーシア)

2024年シーズンのUCIアジアツアーランキングで堂々の1位に輝いたマレーシアの強豪コンチネンタルチーム。日本のUCIレースにも積極的に参戦しており、その実力は国内ファンにもお馴染み。アジアトップチームの座を引っ提げ、東京のレースでも上位争いに絡んでくることは間違いない。

ルージャイ・インシュアランス(CT、タイ)

2024年UCIアジアツアーランキング2位と、アジアのトップシーンを牽引するタイのコンチネンタルチーム。こちらも日本のUCIレースへの出場経験が豊富。先日行われたツール・ド・熊野では、テグシュバヤル・バッサイカン(モンゴル)が総合7位に入るなど、個々の選手の能力も高い。ツアー・オブ・ジャパンでもバッサイカンは積極的な走りで山岳賞争いを熱くし、観客を沸かせた。

ワンティ・NIPPO・リユーズ(CT、ベルギー)

UCIワールドチーム「アンテルマルシェ・ワンティ」の育成を担うコンチネンタルチーム。今シーズンから日本の株式会社NIPPOがスポンサーに加わり、今村駿介、島崎将男、藤村一磨という3人の日本人選手が所属している。トラック競技でも活躍する今村は、以前からロードレースでも結果を残しており、今シーズンから本格的に海外のロードレースに挑戦。ツール・ド・熊野では見事ステージ優勝を飾り、そのポテンシャルの高さを示した。若手育成に定評のあるチームが、日本人選手のさらなる飛躍と共にどのような走りを見せるか期待される。

ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング(CT、フィリピン)

フィリピンを拠点とするコンチネンタルチーム。アジアツアーやヨーロッパのレースを中心に活動し、着実に力をつけてきている。昨年は、イェロン・メイヤース(オランダ)がおおいたアーバンクラシックで優勝を飾るなど、侮れない存在だ。

HKSI・プロ・サイクリングチーム(CT、香港)

香港スポーツインスティテュート(HKSI)を母体とするチーム。ロードレースとトラックレース香港代表クラスの選手を擁している。

ユーロサイクリングトリップス CCN(CT、グアム)

グアム籍のコンチネンタルチーム。今大会が初の日本でのレースとなり、未知数の魅力を持つ。どのようなサプライズを見せてくれるか楽しみなチームだ。

【国内出場チーム:9チーム】

  • チームブリヂストンサイクリング(CT)
  • JCLチーム右京(CT)
  • キナンレーシングチーム(CT)
  • マトリックスパワータグ(CT)
  • ヴィクトワール広島(CT)
  • シマノレーシング(CT)
  • VC福岡(CT)
  • 愛三工業レーシングチーム(CT)
  • 宇都宮ブリッツェン(CT)

レース前から熱気高まる! 前日イベントは多摩南大沢で

レースの興奮をいち早く体感できる前日イベントは、7月12日(土)午前8時から午後1時まで、八王子市の「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」で開催される。入場は無料。

ステージには、GRAND CYCLE TOKYOアンバサダーを務めるタレントの稲村亜美さん、そして箱根駅伝などで知られる青山学院大学陸上競技部の原晋監督が登場。出場するチームと選手たちを紹介する「チームプレゼンテーション」では、翌日のレースに向けた意気込みなどを直接聞くことができる。また、大会に出場する選手やパラサイクリストによる「エキシビション走行」も予定されており、トップアスリートの走りを間近で見られる貴重な機会となる。稲村さんや原監督らによる「トークセッション」も行われ、自転車競技の魅力や大会の見どころが語られる。

さらに、3歳から6歳までの子どもたちを対象とした「サイクルスクール」も開校。自転車の安全な乗り方や楽しさをプロから学べる内容で、参加費は無料、約80名を募集する(公式ホームページから6月13日午前10時より7月11日午後11時59分まで先着順で受付)。

フィニッシュ地点は熱狂の渦! 当日イベントでレースを体感

グランド・サイクル・トーキョーのアンバサダーである武井 壮さん(写真右)、稲村亜美さん(写真左)、写真は小池百合子東京都知事(写真中央)を訪問し、記者会見での様子(2023年7月28日、東京都庁にて撮影)

レース当日の7月13日(日)は、午前9時から午後2時まで、フィニッシュ地点となるJR青梅駅前周辺で多彩なイベントが繰り広げられる。こちらも入場無料。

メインステージでは、稲村亜美さん、そして同じくGRAND CYCLE TOKYOアンバサダーのタレント・武井壮さんが登場。さらに、元プロロードレース選手でサイクリングアドバイザーの今中大介さん、東京パラリンピック金メダリストの杉浦佳子選手(パラサイクリスト)、そして自転車愛好家としても知られ、自転車をテーマにしたラジオ番組のパーソナリティも務める声優の野島裕史さんといった豪華ゲストが、レースを盛り上げる。

ステージでは、『THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025』の「ライブ中継(パブリックビューイング)」が行われ、刻々と変わるレース展開を大画面で観戦できるほか、熱戦を終えた選手たちを讃える「表彰式」も実施。ゲストたちによる「トークショー」では、レースの解説や自転車にまつわる様々な話題が展開される。

会場内には、「パラサイクリング体験」ブースが設けられ、障がい者スポーツの魅力に触れることができる。また、コース沿道の自治体や大会スポンサー、関係団体によるPRブース、地元食材を活かした「ご当地グルメのキッチンカー」の出店、「レインボーライドPR」など、レース観戦以外にも楽しめるコンテンツが満載だ。

「UCI BIKE CITY LABEL」認定都市・東京の取り組み

本大会は、東京都が自転車競技の普及や日常的な自転車利用の促進を目指し、UCIから東アジアで初めて認定を受けた「UCI BIKE CITY LABEL」の取り組みの一環として開催される。また、都が推進する「推しスポーツ Project」(2025年に東京で開催される世界陸上・デフリンピックを契機に、都民が多様なスポーツに親しむ機会を創出する事業)および、長期戦略ビジョン「2050 東京戦略」における「スポーツでにぎわう・スポーツを支える」戦略にも位置付けられており、スポーツを通じた都市の魅力向上と、誰もが安全で快適に自転車を利用できる環境づくりを推進する重要な役割を担う。

スポーツ推進本部は、「国内外のトップアスリートによる迫力と疾走感あふれる走りを、ぜひ間近でご覧いただきたい。前日・当日イベントも、自転車好きの方からファミリーまで楽しめる内容となっているので、レース観戦とあわせてご来場いただければ」と呼びかけている。

大会に関する詳細情報や、今後の追加チームなどの最新情報は、公式ホームページで随時発表される。自転車ロードレースの興奮と、多摩地域の魅力が融合するこのビッグイベントに、今から期待が高まる。

公式ホームページはこちら

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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