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BMC、新型ロードバイク「Teammachine SLR 01」発表 驚異の軽量化と空力性能で“重力を再定義”|BMC

BMCは2025年6月25日、同社の象徴的なクライミングバイク「Teammachine SLR 01」の第5世代となる新型モデルを発表した。「REDEFINE GRAVITY(重力を再定義する)」をコンセプトに掲げ、フレーム重量700g(54サイズ、塗装済み)という大幅な軽量化を達成。さらに空力性能もクラス最高レベルに高め、ヒルクライム性能を新たな次元へと引き上げる一台として、今秋より日本国内でも発売される。

伝統と革新が生んだ、次世代クライミングバイク

10年以上にわたり世界のクライミングシーンをリードしてきたTeammachine SLR 01。5世代目となる最新モデルは、その伝統をさらに昇華させ、あらゆる面で洗練された。BMCの開発チームは「CRAZY ATTENTION TO DETAILS(細部への異常なこだわり)」を掲げ、エンジニア、デザイナー、そしてライダーが一丸となり、パフォーマンスと精度を徹底的に追求。その結果、単なる進化ではなく、クライミングパフォーマンスの次世代スタンダードとも言えるモデルが誕生した。

驚異の軽量化と妥協なき剛性

新型Teammachine SLR 01の最大の特長の一つが、その軽さだ。フレーム重量は塗装済みでわずか700g(54サイズ)。フォーク(339g)、シートポスト(134g)と合わせ、フレームセット全体では前世代モデルから222g(マイナス16%)もの軽量化を実現した。これは、最新のカーボン素材の採用、塗装やグラフィックの最適化、そしてチューブ形状の全面的な見直しによって達成された。

驚くべきは、この大幅な軽量化にもかかわらず、剛性は前世代モデルと同等レベルを維持し、同社のエアロロードモデル「Teammachine R 01」に匹敵する高い剛性性能を誇る点だ。有限要素解析(FEA)を駆使した精密な設計により、ペダルを踏み込んだ瞬間から感じられる鋭い加速感と、ヒルクライムでの圧倒的なアドバンテージを提供する。

空力性能もクラス最速レベルへ

軽量性だけでなく、空力性能も大幅に向上。Teammachine R 01で培われたエアロダイナミクス技術を継承し、ヘッドチューブ、フォーク、ダウンチューブ、シートポストなどのチューブ形状を刷新。正面投影面積を削減し、空気抵抗を最適化することで、第5世代モデルはCdA値(空気抵抗係数×前面投影面積)において同クラス最速を達成したという。

ケーブル類を完全に内装するICSコックピットシステムも、洗練された外観と空力性能向上に貢献。数値流体力学(CFD)シミュレーション、風洞実験、ベロドロームでのテストなど、Impec Labのエンジニアと空気力学専門家による徹底的な研究開発の成果が注ぎ込まれている。

進化した「BMC Ride Feel」

BMCが長年追求してきた独自の「BMC Ride Feel」も健在だ。上り坂では軽快な走りを、下り坂では正確無比なハンドリングを実現。実績のあるBMCジオメトリをベースに、全フレームサイズでトレイル値を63mmに統一することで、高速ダウンヒルでの安定性とコントロール性を確保した。これはTeammachine R 01と同じジオメトリを採用している。

フレーム全体で最適化されたバーチカルフレックス(垂直方向のしなり)は、路面からの振動を効果的に吸収。特にシートチューブ、ドロップシートステー、シートポストの設計により、荒れた路面でも最大14mmのしなりを生み出し、エネルギーロスを抑えつつ快適な走行をサポート。4代目Teammachine SLR 01と同様の高い快適性と、信頼感のある操作性を実現している。

日本国内でのラインナップ

日本国内では、以下のモデルが展開される。

Teammachine SLR01 FOUR

価格:1,446,500円(税込)

  • カラー:カーボンブラック
  • メインコンポ:シマノ R8150 Ultegra Di2
  • ホイール:CR40 SL カーボン TLR (40mmハイト)
  • 入荷予定:今秋

Teammachine SLR01

価格:877,800円(税込)

VAR0
VAR2
VAR3
  • カラー:VAR0(軽量カーボン)、VAR2(カーボン・ネオンレッド)、VAR3(メタリックブルーパープル)
  • 備考:コックピットシステムは別売り。ICS Carbon EVO(税込143,000円)、ICS Carbon AERO(税込143,000円)、またはICS2アルミステム(税込47,740円)と対応ハンドルバーの組み合わせから選択可能。

数々の有名な峠道でその名を刻んできたTeammachine SLR 01。軽量化、高剛性、そして高速化を実現したこの最新モデルは、伝説的なクライミングバイクを新たなステージへと進化させ、ライダーをかつてない高みへと導く究極の一台となりそうだ。

問:フタバ https://e-ftb.co.jp/item/brand/bmc/

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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