落車後のリスクはこう回避! 自転車乗りなら知っておきたい4つの事後対応

アクシデントは時間も場所も選ばない

ママチャリで走行中、編集Yも派手に落車した経験がある。「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた人たちに助けてもらい、幸い人も自転車もかすり傷程度で済んだが、これがもし大ケガを負っていて周りに誰もいなかったら……。なんとも心細い。

だが、アクシデントというものは時間も場所も選ばない。落車という不意のアクシデントにどんな対処法があるのか? 軽傷、あるいは重症レベルの落車を想定し、基本的な4つの事後対応をまとめてみた。

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1)落車直後、二次災害を避けるために安全な場所に避難しよう
転んだ場所が道の中央だと、後続のクルマが来るかもしれない。基本は「動かない、動かさない」だが、自分しかいないなら、多少の痛みはガマンしてでも安全な場所へ移動し、二次災害のリスクを減らそう。その際は、まわりを見ながら、手を振ったり声を出しながら注意喚起することを忘れずに。

2)安全が確保できたら、記憶、受傷部位の確認を!
手足をゆっくり動かしてみて痛みの強い部分を確認しよう。また、意識があってどう転んだか覚えていない場合は、脳震盪(のうしんとう)の可能性がある。呼吸が困難な場合は、肺機能損傷、立ち上がれない下半身の痛みは、骨盤骨折や大腿骨折などが考えられる。出血は大量でなければ慌てる必要はないだろう。

3)骨折なのか、打撲なのか? 119番の必要性は?
仮に腕をケガした場合、骨折なのか、打撲なのか判断するのは難しい。そんなときは、自転車に乗車する姿勢をとり、ブレーキをかける動作を試しにやってみよう。この動作ができなければ腕にケガをしている可能性がある。すぐに119番をしよう。自転車に乗って走り出すことだけは決してしないように。

ガマンできる痛みならば、そのまま自転車に乗っていても問題はなさそうだ。もし判断が難しい場合は、「#7119」(救急相談)を活用しよう。

4)そのまま乗ると二次落車も! 自転車もチェックしよう!
落車をすると人だけでなく、自転車だってダメージを受ける。前後のホイールを手で回して、リム(ホイールの外枠の部分)の振れやブレーキシューの接触を確かめよう。また、ハンドルまわりもチェックが必要だ。確かめずに乗ってしまうと、再び落車してしまう可能性がある。

ちなみに、自転車のどの部分をチェックしたらよいか、点検のやり方は覚えておきたいもの。機会を作り自転車のショップスタッフに聞いておこう。自転車点検を日常的に行うことによってアクシデントを軽減できるはずだ。

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近年、スポーツ自転車のライドイベントが増えてきているなか、落車事故の報告も多く聞かれるようになっている。落車のきっかけや原因は、そこかしこに潜んでいるのだ。ライダーだけに限らず、通勤・通学、子供の送迎など、自転車を利用している人は、万が一に備え、落車後の対応策を知っておいて欲しい。
もう二度と落車したくないけれど、編集Yも肝に銘じておきたい。

(出典:『BiCYCLE CLUB 2017年6月号 No.386 [付録あり]』)

(Y)

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