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初開催!「野辺山グラベルチャレンジ」で未舗装路のツーリング&レースを楽しんだ!

初開催となった野辺山グラベルチャレンジがラファスーパークロス野辺山の翌日に開催された。未舗装路のグラベルを走るツーリング&レースイベントで、秋にしてはめずらしいぽかぽか陽気のなか300人弱のライダーが野辺山の自然のなかを走り切った。また、レース部門では男子では山本和弘さん、そして女子ではCL1で活躍する赤松綾さんがその栄えある初優勝の栄冠に輝いた。

レースとツーリングを組み合わせたグラベルイベント

今回のグラベルチャレンジは、レース、ロングツーリング、ショートツーリングの3パートに分かけて開催された。レースではロングツーリングと同じコースを使い、そのなかでタイム計測を行うSS区間を2区間設け、そこの合計タイムでのレースとなった。クルマのラリーと同じで方式だ。このためレースを楽しむライダーとツーリングを楽しむライダーが同じコースを楽しむことができた。

SS区間のみチップをつかった計測が行われたほか、一部区間ではSTRAVAチャレンジも設定された

ロングツーリングとレースは第1ステージ(27.7㎞)と第2ステージ(23.1㎞)に分けて行われ、メイン会場となる滝沢牧場を起点に2つのループを描く。ショートツーリングは第1ステージのみを使用したコースとなる

スタートは7時、霧雨のなかではじまった

大会2、3日前の天気予報では雨予報だった。ただ、25日はスタートの7時の段階では霧雨が降っており、標高1900m近く上るコース設定だけに、その防水対策が心配されたほどだった。ところが、レースがはじめり頂上に到達する8時には晴れ間が見え始め、むしろ、例年の気温よりも高い中での開催となり、防寒着を着込んだ参加者にとっては暑いくらいの陽気となった。

雨のなか、レースが7時10分からスタート、それに次いでロングツーリングもスタートした。コースは普段地元のライダーでも走ることができない牧場内を特別に走ることができ、ヨーロッパさながらの風景を進む。そのあとは林道区間となるが、基本八ヶ岳の山麓を上っていくコースだ。林道区間はダートといってもローラーで踏み固められたコースが多く、非常に走りやすかった。

この林道内にSS1(4.4㎞194m)が設定され、途中で下りも含むため実際には獲得標高はさらに増えるため、選手たちはそのペース配分を試せれることになった。このSS1を上り切るとその先にはエイドがあり、ほぼ最高地点となるエイドまでくると天気は晴れ、眼下には雲海が広がる絶景を前に談笑したり、写真撮影を楽しんだ。

エイドを過ぎると基本は下り道となる。この下りも安心して下れるダブルトラックで、快適なダウンヒルを楽しみながらべースとなる滝沢牧場へと戻っていった。

スタート、ゴールはラファスーパークロス野辺山と同じく滝沢牧場。新たに野辺山グラベルチャレンジのバナーが掲げられた

最高地点は標高1900mを超えた。霧の中を抜けると雲の上。SS1のゴール地点キャニオンブースではエスキーナ特製のレモネードがふるまわれた

SS区間以外は好みのペースで走るため、八ヶ岳山麓の自然の中をツーリングを楽しんだ

牧草地でコーヒータイムみんなでSSのゴールを観戦

第2ステージは滝沢牧場からスタートし東へ下っていくルート。太陽も出て、温かくなり快適な高原の中をのんびりと進んでいった。そして、ほぼ下りきったところからダートを使った上りのSS2がスタートとなる。3.2㎞で標高差202mを上ることになる。こちらの路面は一部ぬかるんでいる急勾配区間もあり、脚力とテクニックが試されるコースだ。そして森の中を抜けるとその先には牧草地が広がり、さらに上っていくと八ヶ岳が顔を見せ始め、選手たちのテンションも上がる。そしてゴールだ。

SS2のゴール地点は草原にはエイドがあり、ラファによるコーヒー、地元商工会によるバナナと水がふるまわれる。ライダーはぽかぽか陽気のなか、SSのゴールを見守りながら仲間たちとの談笑を楽しんだ。

八ヶ岳を望みながらみんなでコーヒータイム。20度近い気温の中、ライダーたちはレースでは味わえないくつろぎのひとときを楽しんだ

シクロクロスとは違ったグラベルツーリングが楽しめた名コース

今回、レースだけでなく、ツーリングではレースとはまた違った参加者が楽しめたという。グラベルレースもしくはツーリングは、グラベルロードはもちろんだが、MTBやシクロクロスで使える機材でも楽しめる。こうしたグラベルイベントはより多い参加者が楽しめるレース&ツーリングイベントとして、普及する可能性をみせた。

ゴールは滝沢牧場。牧場内の泥だらけのコースを走るのも楽しみだったりする

左はグラベルロード、右はシクロクロスバイクで。どちらのバイクでも楽しめるコース設定だ。このほかMTB、ツーリングバイクでの参加者もいた

男子は山本和弘さん、女子は赤松綾さんが勝利

2つのSS区間の合計タイムで争われたレース部門では男子は山本和弘さん、女子は赤松綾さんが初代チャンピオンに輝いた。勝者にはビール容器とチャレンジタイヤが特賞として与えられた。表彰式では「野辺山サイコー!」と叫んだ山本さん。その笑顔でレースを締めくくった。

キャノンデールジャパンの山本和弘さんはキャノンデールのグラベルロード、トップストーンで走った

女子ではシクロクロスライダー赤松綾さん(シムワークス)が勝利。2位にはシクロクロスレースで2位となったテイラー・ホワイトさん(リチャード・ザックスシクロクロス)が入賞した

将来的にはグラベルチャレンジとして独立イベントに

主催者の矢野大介さんによると、今回はシクロクロスを楽しんでいるライダーにグラベルの楽しみを知ってもらうために企画したという。SS区間を取り入れたツーリングとすることで、従来のシクロクロスファンだけではなく、より幅広い仲間にお勧めしやすい内容となっている。もちろん従来のUCIカテゴリーをはじめとするシクロクロスも行いながら、グラベルレースをほかの時期に開催できるように計画しているという。

「欧米型の100㎞を走るようなグラベルレースではなく、今回のようにSSだけを計測することで、舗装路も含んだ移動区間を組み合わせられるノウハウがわかれば、ほかの地域でも楽しむことができると思います。また、今回、遭難やケガなどの事故はなく無事開催できたことは参加者の皆さんに感謝したいですね」と矢野さん

大会データ

日時:2019年11月24日

会場:滝沢牧場および周辺コース

住所:長野県南佐久郡南牧村野辺山23-1

野辺山グラベルチャレンジの詳細情報はこちら

https://nobeyamacyclocross.cc/gravelchallenge/

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PROFILE

山口

BiCYCLE CLUB / 副編集長

山口

バイシクルクラブ副編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で 入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。ただ、44歳を迎えた現在では体力の衰えをカバーしつつも、ロードレースやグランフォンドを楽しむため機材や身体のケアを研究している。

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バイシクルクラブ副編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で 入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。ただ、44歳を迎えた現在では体力の衰えをカバーしつつも、ロードレースやグランフォンドを楽しむため機材や身体のケアを研究している。

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