日本初開催オンラインでMTBレース! 山本幸平選手が日本人トップでゴール
Bicycle Club編集部
- 2020年05月10日
5月10日に国内のMTBトップライダーが集まり、日本初のオンラインオフロードレース「Rising Sun “STAY HOME” Adventure Race」を開催。日本人トップでオリンピアンの山本幸平選手がフィニッシュした。
レースの様子はYouTubeでも配信され、鈴木雷太氏(MTB日本代表監督)が解説、熱い戦いをステイホームで観戦することができた。
スタートは大集団で迫力の走り
優勝はオーストラリアのJ.VINE選手
スタート前風景、国内のトップ選手がそろった
レースは『ZWIFT』内ジャングルサーキットをA~Cカテゴリーは3周、Dカテゴリーは2周で行われた。
トップ集団のAカテゴリーのスタートは、Dream Seeker MTB Racing Teamの山本幸平選手、北林力選手、FUKAYA RACING Team Scott Japanの松本佑太選手、竹内 遼選手、Team Scott Japanの松本一成選手松本璃奈選手のほか沢田時選手(BRIDGESTONE CYCLING)、小坂光選手(宇都宮ブリッツェン)土埃舞う大集団は迫力のある光景が広がった。さらに30分過ぎには集団が12名ほどにほどに絞られた。
前半活躍し竹内遼選手(FUKAYA RACING Team Scott Japan)は「最初に突っ込むって決めていたんで、最初から行きました。かなり追い込めていい練習になりました。同じコミュニティを共有しているひとと走れて楽しかった」とコメントしていたが、かなりハードな戦いとなった模様だ。
そして、最後は12名の集団のままゴール、優勝はオーストラリアのJ.VINE選手、そして2位は山本幸平選手、日本人のトップでゴールした。
「最後は2番だったんですよね。オーストラリアのJ.VINE選手に負けちゃったのは悔しいですが、いいレースになりました。もちろん真剣に走りました」と最後は娘さんと一緒にインタビューに答えた。
30分すぎてから12名のパックでのトップ争いとなった
レースの模様はYouTubeでライブ配信
レースの模様はYouTubeによるLIVE配信も行われ、解説は鈴木雷太監督、そして実況は松本佑太選手が(FUKAYA RACING)選手としてレースに参加しながらおこなうというハードワークをこなし、レース中継を盛り上げた。
FUKAYA RACING Team Scott Japan 松本 佑太(日本サイクルスポーツ振興会)
国内MTBトップ選手たちの熱い想いを形にしたレース
ライブに登場した選手と解説メンバー。上の段左から山本幸平選手(Dream Seeker MTB Racing Team)、竹内遼選手(FUKAYA RACING Team Scott Japan)、鈴木雷太監督(MTB日本代表)、下の段中島渉選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)、松本一成選手(Team Scott Japan)
このレースはSTAY HOMEを明るくアクティブに乗り切る手助けになればと、今回、 山本幸平選手(Dream Seeker MTB Racing Team)を中心とした国内の自転車競技のトップ選手たちが立ち上げ、「FUN IS FAST」を掲げてインドアサイクルトレーニングアプリ『ZWIFT』で緊急開催したもの。
さらにトップクラス選手に加え、一般レベルのサイクリストまでが参加し、レースを楽しむことができた。
DATA
大会名:「Rising Sun “STAY HOME” Adventure Race」
開催日:2020年5月10日(日)
■実施場所
インドアサイクルトレーニングアプリ『ZWIFT』内ジャングルサーキット
【主催】
一般財団法人 日本サイクルスポーツ振興会
- BRAND :
- Bicycle Club
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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