伊バッソがロックダウン解除を記念｜ディアマンテSVリフレクションモデルを限定発売

イタリア、ベネト県ヴィチェンツァにある工場で、カーボンフレームのオートクレーブ生産にこだわるバッソ。そのバッソが最上位ロードバイクモデルディアマンテSVの「リフレクションコレクション」を限定発売する。イタリアでのロックダウン解除のタイミングで生まれたこのリフレクションモデルは、太陽の輝きをイメージしたパールのように特殊に輝く塗装を採用している。

ロックダウンのときに望んでいた太陽の輝きを表現した
ディアマンテSV リフレクションコレクション

ディアマンテSVでは空気力学的に効率的なチューブ形状、さらに軽量ながらも反応性がよく効率的な構造、細心の注意を払って開発されたジオメトリにより、快適な乗り心地を実現している。

「ここ数カ月は私たちの生涯の中で最も困難なものでした。おそらく歴史を前と後の分類に分けることができるマイルストーン。それは非常に否定的な状況であり続けていますが、この暗い時期から前向きな状況を探そうと考えています。ロックダウンは困難をもたらしましたが、通常の状況では考えられないアクションを実行する時間を私たちに与えてくれました。私たちバッソで働く、工場からオフィスのスタッフまで、みながサイクリストです。サイクリングコミュニティの仲間と、自由に、道路で、それも光のもとでサイクリングできることを望んでいました。それで太陽をイメージしたデザイン、私たちは特別なコレクションを製作し、世界中のファンの「サイクリング魂」を照らし、遠くへ行くことができる自転車に仕上げました」とバッソ社はリリースの中で説明している。

インテグラルコックピットを採用し独自のデザインを確立

ディアマンテSVの特徴はヘッドチューブを短くすることでステムを下げたように見えるインテグラルコックピット。そのディアマンテSVに新たに登場するこのリフレクションコレクションで、おそらくバッソの歴史の中で最も複雑な塗装工程で仕上げられている。このエレガントで洗練されたユニークな限定版モデルは、美しいオパールホワイトカラーで仕上げられ、暗闇で光を与えると虹色に光り輝くのが特徴だ。

パールのように輝く塗装の秘密は5層のコーティング

このように美しく構築された高性能フレームは、数え切れないほどの研究開発の成果だという。バッソではフレームの製造と同じく、この革新的な塗装仕上げ塗装を開発したこと誇りにしている

オパールホワイト仕上げは、ペイントによる独自の反射構造をバッソが独自に開発したもので、その名前が示すように、カラーは宝石に由来する。ナチュラルな疑似無彩色を再現する光学効果をもたらすために、フレームのペイント作業と同じくらい複雑な工程を踏んでいる。鉱物パールと今回バッソが開発したペイントによる反射構造は同じ内部構造によって光を回折し、反射の角度に応じて、光の分光によって生まれる。この層を5層に重ねることでパールのような独特の色彩を再現している。

退色から保護する特別な透明層でコーティングで仕上げられているが、この図のような異なる塗料を5層に塗り重ねる技術が必要となる。まさに貴重な宝石に由来する、その名にふさわしい塗装作業だ

サンマルコとのコラボでサドル、バーテープでカラーコーディネートが可能

同じく玉虫色に輝く、イタリアのサドルブランド、セラサンマルコのスーパーレジェラ イリディセント（玉虫色）とあわせられる。

さらにユニークな塗装はフレームだけでなく、スペーサー、コンフォートキット、インテグラカーボンコックピットシステムにも採用しており、統一した外観に仕上げられる。 セラサンマルコとのコラボレーションにより、ショートフィットレーシングサドルとバーテープのイリディセント（玉虫色）カラーとの組み合わせも用意している。

今回、バッソのリフレクションコレクションは、バッソの歴史の中でも特にユニークな時期に生まれた、ユニークな製品だ。このリフレクトコレクションモデル期間限定で製造され、特別価格での販売となる。

バッソWEB特設サイト
http://basso.news/NewDiamanteSVReflection

[バッソ・ディアマンテSV　リフレクションコレクショ]

日本での取り扱いは受注扱い予定、納期詳細は未定

リムブレーキモデル／ディスクブレーキモデル

フレーム：100% 3K High Modulus Carbon Monocoque

サイズ：450、480、510、530、560、580、610

日本での問い合わせ：ジョブインターナショナル
www.job-cycles.com