CORIMA(コリマ)からグラベルロード向けカーボン製リムホイール「G30.5」登場
Bicycle Club編集部
- 2020年05月14日
フランスのホイールブランド「CORIMA(コリマ)」から新製品、グラベルホイール「G30.5」が登場する。前後重量1550gと軽く、さらにTSS(チューブレスストレートサイド)リムプロファイルとなり、28㎜~60㎜まで幅広いタイヤサイズに対応する。
フックのないTSSチューブレスレディ対応リム
まず重量だが、G30.5ホイールはチューブレスリムテープとバルブを含め、重量がわずか1550 g(ペア)、前725g 後825g となる。
さらにG30.5ホイールでは、フックのないTSS(チューブレスストレートサイド)リムプロファイルを採用、リムの内部幅は22㎜となる。このTSSプロファイルは、衝撃による損傷から防ぐように強化されている。また、リムとチューブレスレディタイヤの間にシートを入れることで、ETRTO規格に厳密に準拠した設計になっている。これにより、タイヤの脱落の危険を伴うことなく、簡単なタイヤのの着脱を簡単にしている。
EXPフリーハブ搭載のDTスイスハブ
EXPフリーハブボディを備えたDT Swiss 240ハブ採用
各ホイールに24本のステンレススポークを使用し、リムサイドにスポークニップルを取り付けることで、調整とメンテナンスが簡単、信頼性も高いシステムを採用している。ホイールは、新しいEXPフリーハブボディを備えたDT Swiss 240ハブで構築されており、非常に滑らかで信頼性の高いパフォーマンスを提供する。
コリマ軽さの秘密「トーションボックス構造」
リムの断面。この内部構造により、ホイールは剛性を確保している。さらにコアにウレタンフォームを入れることで、振動と音の両方を吸収して、静かで快適な乗り心地を実現している
コリマの驚くべき剛性の秘密はリム構造に隠されている。すべてのCORIMAホイールは剛性と強度を高めるために、構造用ウレタンフォームと水平UDカーボンファイバーバーで構成されている。
90年代にCORIMAが作成し特許を取得したトーションボックスのコンセプトは、すべての中空カーボンリムに見られるねじりを大幅に低減する。 この高い剛性により、コリマのホイールは自転車を前進させることができる。
G30.5
フロント
ロード 700c 24H
リム高:30.5mm
リム幅:28mm
ハブ:DT SWISS 240 センターロック アルミハブ
スポーク:CX-RAYブラックスポーク
スルーアクスル: φ12x100mm
重量:725g
価格: 126,000円(税抜)
リア
ロード 700c 24H
リム高:30.5mm
リム幅:28mm
ハブ:DT SWISS 240 センターロック アルミハブ
スポーク:CX-RAYブラックスポーク
スルーアクスル: φ12x142mm
フリー:シマノ9・10・11S-スラム、カンパ9・10・11・12S、スラムXDR 12S
重量:825g
価格: 140,000円(税抜)
日本での入荷は5月末予定
問:トライスポーツ
http://www.trisports.jp
- BRAND :
- Bicycle Club
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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