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今後の通勤・通学への自転車利用はどうなる? アンケート速報結果発表【 #RideSolo】

バイシクルクラブ編集部ではNPO法人自転車活用推進研究会(小林成基理事長)と共同で、「コロナウイルス回復期の通勤通学への自転車利用に関するアンケート」を実施した。これは新型コロナウイルスの感染対策の一つとして増えつつある自転車利用の現在と、コロナ収束後の自転車利用を予測し、どのような対策が必要かを模索するためのもので、ここではその一部の速報値を報告する。

あくまでも速報値だが
結果からは電車から自転車へのシフトが考えられる

とくに今回のアンケートは自転車愛好家を中心としたデータで、さらに詳しい分析をするにはまだ時間が必要で、全貌を把握するにはもう少し時間がかかる。ただ、単純に以下2つの質問から、コロナ蔓延前と、経済活動再開後での交通手段の比較を集計すると、明らかな自転車へ通勤・通学へのシフトがみられた。

・コロナウイルス蔓延前の通勤、通学の主な交通手段はなんですか?
自転車利用率 全国37.6%  東京37.6%

・今後、経済活動が再開した場合、通勤や通学の主な交通手段はどうされますか?

自転車利用率 全国50.9%  東京54.3%

この結果から、公共交通機関から3密を避けられる自転車利用へシフトする人口が存在するといえる。ただ、編集部では今回のアンケート結果は30~40歳代を中心としており、学生など10~20歳代の動向も追加で調べる必要があると考えている。

また、ここで東京を取り上げたのが、各都市を比較して自転車利用率の上昇が高いからだ。普段から自転車利用が比較的多い大阪や愛知などに比べ、いままで東京は、道路事情、駐輪場や、会社の制度など通勤に自転車を利用する条件がそろっていないために、自転車通勤しにくいかった傾向がある。ただ、この時代の変化で自転車の利用が注目され、急激な変化が起きようとしている。

あくまでも愛好家のデータだが、増加する可能性は高い
安全で快適な通行空間の整備は喫緊の課題だ
(自転車活用推進研究会小林成基)

特に東京のデータに顕著ですが、自粛解禁のタイミングでコロナ前に比べ電車通勤が約17%減り、自転車が同じくらい増えるという結果は恐怖を感じる。自転車の健全な活用を推進する立場としてはたいへんにうれしいことだが、この急激な変化で「健全」を維持することは至難とも思えるからだ。

東京の1日あたりの電車利用者はJR、地下鉄だけみても、京浜東北約1,500万人、山の手約1,580万人、中央総武約1,950万人、東京メトロ9路線で約742万人、都営4路線で約282万人、私鉄を含めこれらと重複が多いのだが、人口の4倍にも当たる延べ約6000万人もの人が電車を利用していることになる。今回のアンケートで、男性の四,五〇代の回答者が多いので、これらの路線の乗客で該当する割合を計算すると、約14%に当たる。実に約840万人。一日に20時間稼働しているから、単純計算では1時間に約42万人、その17%は約7万人である。そんなにも多くの人が新たに自転車通勤を始めたとしたら……。このデータは自転車愛好家のアンケートをベースにしているという前提なので、おおげさかもしれないが、想像を絶する明日がやってくるかも知れない。

海外の都市で、急増する自転車通行に備えて車線を変更したり、専用通行帯を整備し始めているのは、需要爆発が見えてきているからだ。パンデミック(世界的な感染拡大)は街の自転車にも伝播しつつある。シンプルでわかりやすいルールの徹底、そして安全で快適な通行空間の整備は喫緊の課題だと言えよう。

NPO法人自転車活用推進研究会
https://www.cyclists.jp/

DATA

期間:2020年5月15日12:00から5月19日24:00まで
アンケート方式:インターネットによる無記名式
回答件数:1,652 件

この度はご協力いただきましたみなさまありがとうございました。貴重な感想、意見もいただいており、今後の報告、活動に生かしていきます。重ねてお礼申し上げます。

バイシクルクラブ編集部、NPO法人自転車活用推進研究会

編集部では“RideSolo”(ライドソロ)をお薦めします

世界中で「ロックアウト(都市封鎖)していない自転車に乗れる国や地域」では、社会的距離をとるために「一人で走る“#RideSolo”(ライドソロ)」が、感染拡大を防ぎつつ健康的に欠かせない運動として自転車に乗る上でキーワードとなる。

外出自粛ながらも日常の健康維持として自転車に乗れることは奇跡的な状況といえる。海外ではサイクリングすらも許されない厳しい事態にまで追い込まれているが、もちろんこうした強制は望ましい状況ではないし、避けないといけない。

この先、各国、地域ごとの事情。そして刻一刻と変化すると状況は変化する。さらにそれぞれ置かれた立場が異なるのでこの“ライドソロ”がいつまでベターな方法かはわからない。今現在(5月20日)、編集部では感染が広がりつつつある地域でできることは、集団ではなく、一人で安全に自転車に乗ることだと考えている。

ただし、これは自主的なもので、決して他人に強要したり非難するものではない。あくまでも安全で、健康的に自分たちが走り続けられる環境を維持するために、自分たちができる行動をしようというものだ。

いままでクルマ、自転車、そして歩行者の間は安全のため距離1.5mが求められてきた。そしてCOVID-19の感染拡大対策として、さらに人と人と社会的距離(SOCIAL DISTANCE)も求められる。そのキーワードが”#RideSolo”だ。

最後に、基本は健康で安全であること。住んでいる国や地域の自治体からの要請、指示に従うことが前提であることをあらかじめ付け加えさせていただきたい。編集部でもひきつづき#RideSoloをキーワードにヒントとなる情報をアップデートしていく。

※新型コロナウイルス(COVID-19)に関する最新情報は 厚生労働省 や 首相官邸、お住まいの各自治体など公的機関の情報でお確かめください。

参照
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

首相官邸
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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