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SHIMANO(シマノ)|チューブレスにも対応したハイコスパホイールWH-RS770

ホイールはバイクの走りを変える。そこでいま持っているディスクブレーキロードバイクのアップグレードにお薦めがWH-RS770-TLだ。このホールの魅力はカーボン&アルミハイブリッドリムを使うことで、1637gというこのクラスとしては十分な軽さを実現。そろそろエントリーホイールから卒業したい! そんなあなたに自信をもってお奨めしたいハイコスパホイールだ。

〈SHIMANO〉WH-RS770-TL(シマノ WH-RS770-TL

初心者や中級者に扱いやすい、一歩先行くホイール!

ロードバイクのグレードアップといえば足まわり、つまり「ホイール」だ。しかし初めてディスクブレーキロードバイクを手に入れた「初級者と中級者の間」くらいのライダーにとっては、ちょっと出費が大きいパーツで、いざ選ぼうとすると悩ましいものだ。

そんなライダーにオススメしたいのがこのシマノ・WH-RS770-TL。カーボン&アルミのハイブリッド(アルミリムにカーボンをラミネート)モデルで、重量は前後で1637g 。いわゆるエントリーホイールと呼ばれるディスクブレーキホイールは2000g 前後のものが多いので、ざっと400g ほどのスリム化を実現できる。

そして、推しのポイントがもうひとつ。純粋なカーボンモデルと比較して、ほどよい剛性でまとまっているため、シリアスレーサーでない人にも使いやすいホイールとなっている。たとえばロングライダーやツーリスト、通勤や通学に使う人など、争いとは無縁の「ゆったり派」の人が長距離・長期間使い続けられるため、そのコスパは非常に高い。

昨今の標準となっているチューブレス/クリンチャータイヤ仕様で、38mm幅のワイドタイプにも対応。シーラントの使用も可能で、各メーカータイヤとのマッチングにも優れる。他社の同価格帯と比較して「一歩先行くホイール」だ。

カーボンラミネートリムには、強度と軽さを両立するためのゆるやかな凹凸がある。リム幅を広げつつ、多くのロードタイヤに適合。リムの穴をふさいでいるため、シーラントが使用できる。そのままチューブレスレディータイヤにも対応する。シマノのハブにシマノのディスクブレーキローター。機能的にも精神的にも一番安心できる組み合わせ。工具ひとつで取り付け可能だ。

[WH-RS770-TL]

4万5523円(フロント/税抜)5万3058円(リア/税抜)
対応ブレーキ:ディスクブレーキ
リム:カーボン+アルミ
対応タイヤ:チューブレスレディー、クリンチャー
推奨タイヤ幅:700×25 ~38㎜
リム高:28㎜ リム幅:23㎜
重量:1637g(前後セット)

硬さと軽さのほどよいバランス!
これぞ「ナイスミドル」向きホイール(浜田)

自分にとってホイールは大きな買い物だ。10万円を超えるとだいたい「レーサー向けモデル」になってくるので、レーサーでない自分にとってWH-RS770はまさにちょうどいい。リムハイトの28㎜という低さはこぎ出しの軽さを発揮し、ストップ&ゴーがラクチン。強く踏み込んでも、脚への硬い「返し」がない。上りでは軽さを生かしたダンシングというより、じっくり淡々と回し続けるタイプのライダーに向く印象だ。フルカーボンでなく、アルミをベースとしている丈夫さと安心感は、「ノートラブル」を願うロングライダーにこそうれしい。
そしてチューブレスタイヤデビューするにもオススメだ。いくつかのチューブレスタイヤの着脱テストをしたが、かなり良好にフィットした(タイヤとの相性もあるだろうが)。
ガツガツした走りをしない、ナイスミドルな大人たちよ。妥協もムダもないこのホイールで、自分のバイクをグレードアップしよう。

問:シマノ自転車お客様相談窓口
TEL.0570-031961
https://bike.shimano.com

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PROFILE

ハマダ

Bicycle Club / 編集部員

ハマダ

元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト。国内外の選手たちを熱く見守るロードレースファンでもある。趣味はパン屋巡り。

ハマダの記事一覧

元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト。国内外の選手たちを熱く見守るロードレースファンでもある。趣味はパン屋巡り。

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