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風洞実験が自転車の上でできる? NOTIOをテストしてみた 

ロードレースは空気との戦いだといわれているが、それは時速40㎞を超えると、全抵抗のうち空気抵抗が80%以上を占めるようになるからだ。その中でも個人タイムトライアルと呼ばれる一人で走る競技では、空気抵抗を制する者が勝つともいえ、各選手はより良い結果を出すために有利な機材を選んだり、フォームを変えて進化させてきた。

もちろんライダーの持つパワーは絶対だが、おなじパワーだったら空気抵抗を低く抑えたライダーがより有利になる。そんな空気抵抗を計測するには、競技場で実際にタイムやパワーを比較したり、風洞実験が行われてきたが、その労力や費用はものすごく、なかなか個人で楽しめるものではなかった。

ところが、ここで紹介する「NOTIO(ノシオ)」はその空気抵抗の計測を簡単に、バイクに取り付けるだけで可能にしてしまった。

空気の流速と加速度を計測し、空気抵抗CdAを計測する

NOTIOには飛行機などで速度を測るときに使われる、ピトー管と呼ばれる空気の流速を測るセンサー。さらに加速度センサーが内蔵されている。そして、そのセンサーから得られるデータと、スピードセンサー、パワーメーターからのパワーデータ、個々の設定重量(体重+バイクの総重量)から得られるパラメータを計算、アルゴリズムにより空気抵抗CdAを導き出すことができる。

ちなみにCdAとは空気抵抗のことで、Cd(空気抵抗係数)×A(前面投影面積)で求めることができ、一般的には前から見た面積。前面投影面積がよりコンパクトなほうが有利と言われているが。条件によってかわるCdを求めるには、風洞実験をするか、CFD(コンピュータによる数値流体力学)解析によって解析するしかなかった。

NOTIOの先端にあるピトー管。

iPhoneとANT+センサーを用意すれば計測開始

NOTIOを使うためには、まずiPhoneが必要になる。NOTIO専用のアプリをiPhoneに入れ操作する。そして、ANT+によって、NOTIO本体、パワーメーター、スピードセンサーを接続し、各種個人データを入力すれば準備完了だ。

そして、NOTIOの操作はiPhoneでおこない、計測前にiPhoneアプリにあるNOTIOのスタートボタンを押せば計測開始だ。そして、走り終えてから計測をストップし、データをセーブする事によりアプリ経由でNOTIOクラウドに送られる。

センサーはANT+のみに対応し、iPhoneとはBluetoothで接続する

走る前にiPhoneで計測スタートをし、あとは走るだけだ

データ解析は専用のGoldenCheetahNOTIO版で

データの解析にはGoldenCheetahNOTIO版(GC NOTIO)を使う。PCにGC NOTIOをインストールし、立ち上げ、NOTIOクラウドからダウンロードした計測データを分析する。こうすると、区間ごとのCdAを求めることができる。これを使えばそれぞれのシーン別のデータを比較することができるわけだ。

これを使えば、フォームの違いはもちろん、機材の違いなども計測できてしまうわけだ。

走りながらガーミンにCdAや風速を表示でき、戦略にも生かせる

写真は扇風機の前でガーミンの画面に風速を表示させてみた。ただし、ガーミンではかNOTIOに関するデータを保存することはできないので、あくまでも表示させるためのもの。ガーミン・エッジ130 、520、530、 820 、830 、1000 、1030が対応する

さらにガーミンのサイコンを使えば、走りながらそのときの風速、さらにCdAを見ることもできる。走りながらより低い空気抵抗にするにはどうしたたらいいのか? などフォームを工夫することができるわけだ。

さらに風速表示の優れているところは、走っていながら、止まっているときにその場所で、進行方向に対してどんな風が吹いているかがわかるのだ。

例えば向かい風ならプラス風速何メートル、追い風ならマイナスで風速何メートルと表示されるため、走りながら風の情報がわかり、向かい風だからペースを抑えたり、追い風だからもっと加速しなといけないなど、レースのときの戦略にも役立つわけだ。

NOTIO AERO METER

価格:110,000円(本体価格)
付属品:GARMIN用パワーメーターマウント(ロード用)、TT用マウント、NOTIOエアロセンサー本体用マイクロUSB用充電ケーブル

問:日直商会
nichinao.jp

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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