自転車ロード、世界選手権スイスで開催へ向け前進、スイス国内選手権も8月に開催
Bicycle Club編集部
- 2020年06月28日
ロード世界選手権の9月開催へ向け、6月26日、開催地であるスイス自転車競技連盟と、世界選手権の組織委員会が記者会見を実施した。
スイスのロード国内選手権は8月に同じコースを使い、カテゴリーを絞って1日で開催されることが発表された。日本では全日本選手権の開催中止が発表されたが、スイスでは新型コロナウイルス感染症対策をしながら、国内選手権、そして世界選手権を開催していく方向だ。
9月に世界選手権、8月にはスイス国内選手権開催
6月26日、2020年UCIロード世界選手権エーグル~マルティニー大会の組織委員会は 9月20日から27日までのスイスのマルティニー~マルティー二で開催される「2020年UCIロード世界選手権」について、スイス連邦議会が実施した健康と制限に関する調査の後、国際自転車連合、ヴォー州とヴァレー州、およびエーグルとマルティニーの自治体の同意を得て、開催前進していることを記者会見とプレスリリースで発表した。
「疫学的な状況が許せば、9月から再び主要なイベントを許可する」というスイス連邦議会の決定のを受け、大会組織委員会は準備作業が全速で継続すると述べ「目標は9月20日から27日に世界選手権を開催することです」としている。
さらに、スイスのロード国内選手権を8月22日に、エーグル~マルティニーで開催することを発表した。組織員会にとっては、このスイス国内選手権が世界選手権のリハーサルとなることため、歓迎する旨の発表をした。
2020年の世界選手権の組織委員会の共同会長であるGrégoryDevaud氏とAlexandre Debons氏は「この数か月間、私たちはエイグル~マルティニーでの2020 UCIロード世界選手権開催へ向け取り組みを止めていません。今日、私たちはイベントの準備を続けています。UCI、地方自治体、スポンサー、膨大な数のボランティアに登録していただいており、私たちのレースへのサイクリングファンの情熱を非常に喜んでいます。世界の健康状況を考慮して慎重を期す必要がありますが、2020年8月22日のスイスロードチャンピオンシップのサーキットでの組織は、私たちのアプローチを検証し、手順を微調整するのに役立つ強力な兆候です」と声明を発表した。
スイス国内選手権はカテゴリーを絞り1日での開催
スイス国内選手権は1日での開催となる。これはイベントでの感染リスクを減らすためた。このためワールドカッププログラムの一部である女性エリート、男性エリート、女性U19、男性U19のみのカテゴリー選手での開催となり、このほかのパラサイクリング、U17、マスターのカテゴリーについての開催は「ソリューションを検討中」としており、現段階(6月26日時点)答えは出せていない。
さらに、U23カテゴリーについては、8月2日にルクセンブルグで開催される3か国U23選手権で決定するという。また、タイムトライアルのスイス国内選手権は、7月12日にベルン空港周辺ですべてのカテゴリーについて行われる。
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- CREDIT :
- PHOTO:Championnats du Monde Route UCI 2020 https://www.facebook.com/aiglemartigny2020/
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