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自転車で標高3275mまで上るヒルクライムレース「KOM-Summer」台湾タロコで開催

日本ではマウンテンサイクリングin乗鞍などヒルクライム大会の中止や延期になっているが、台湾のタロコでは7月6日に2020 The Road to Taiwan KOM Summerが開催され、約500人のライダーが参加した。
この大会の最大の特徴は海抜0mの花蓮から標高3275mの合歓山・武嶺まで一気に上る過酷なコースで、毎年秋に開催される 台湾KOMチャレンジでは、賞金を狙うプロライダーが世界中から参加する名物レースとして知られる。

トップタイムは3時間54分

トップでゴールしたのは黃文忠さん(M30 SiS 特快車)で、3時間54分でゴールしている。2017年にはツアー・オブ・ジャパンにアタッキ・チーム・グストの選手としても参加している選手だ。続く2位は曾維庸さん(M20 RCCTPE) で、この2人が抜けだした形だ。

ちなみに世界からトップ選手が参加した、昨年の秋の大会では3時間24分がトップタイムだ。

参加ライダーは500人、うち海外選手50人も参加

今回、参加人数は500人となり、現在台湾では入国制限をしているため、大会のために入国したわけではないが、台湾在住の外国籍ライダーは50人(16国)が出場した。台湾では新型コロナウイルスの感染を抑えているが、感染症対策のため発熱症状がある場合は出場の辞退を勧告、さらに大会事務所など、屋内に入る時にはマスク着用を義務付けるなどの対策をしての実施となった。

10月23日に秋の大会も開催予定

この秋、10月23日には台湾KOMチャレンジ開催される。昨年は日本のアマチュアトップヒルクライマーの田中裕士さん、森本誠さん、才田直人さんが参加しているほどの日本でも人気レースだ。台湾への入国制限次第だが、ぜひ参加できるような環境を望む。

2020Taiwan KOM Challenge

主催: 中華民国自行車騎士協会
開催日:2020年10月23日
コース:花蓮七星潭→タロコ大橋→天祥→西宝→新白楊→碧綠神木→関原→大禹嶺→合歓山武嶺。
総走行距離:105km 標高3,275m

大会WEBサイト
http://www.taiwankom.org/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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