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SPECIALIZED・S-WORKS TARMAC SL7 インプレ編【ニューモデルインプレッション】

注目の最新モデルを徹底インプレッション! スペシャライズドから登場したレーシングマシン、ターマックSL7。今回はその新型ターマックとヴェンジ、ターマックSL6をベテランライダーの管洋介が乗り比べてみた。いいところ取りのレーサー、その実力は!?

新型ターマック、ヴェンジ、
ターマックSL6を乗りくらべ

ヴェンジとターマックの統合。これは平地、上りそれぞれに特化する方向でバイクを開発してきたスペシャライズドの歴史のなかで衝撃的なニュースだ。
今回リリースされたターマックSL7は、見ためにはヴェンジのデザインが大きく投影されているものの、ハンドリングはクイックで明快。踏み出しはリアバックの剛性が高く非常に鋭い駆動力を持っている。ヴェンジの巡航力とはテイストが違い、またヒルクライム性能が際立っている。この走行感は以前のターマックに近い。加えて向かい風のすきまをすり抜けるように走る前面の抵抗の少なさも感じられる。
通常、エアロロードのもつ直進安定性は操舵性やトルク感を穏やかにしてしまう傾向があるが、ターマックSL7はトップスピードに一気に到達する加速感で非常に攻撃的でレーシーなテイスト。
この加速感は、今までのエアロロードのスピードの伸びに特化した巡航のフィーリングとひと味違う感覚だ。
ロヴァール・ラピーデCLXホイールとケーブル内装されたコックピットが、エアロに大きなパフォーマンスを発揮してくれている印象で、まるで気圧の低い山の上で走っているような軽さが印象的。
このエアロ性能はスピードが落ちるヒルクライムシーンでも駆動力とともにアドバンテージを得られる感覚だ。
BBドロップ74㎜の低重心の安定感も特徴だ。低速では低重心なシャシーの硬さが際立つが、トルクが増して行くごとにストンと足が落ちて行く後輪追従性のよさに、負担が減っていく印象。
キレ味のいいコントロール性も備えた高次元の剛性バランスも注目だ。ステアリングが軽く、立ちまわりがクイックなのに、低重心の安定感によりタイトなS字コーナーでの難しいラインもきれいにトレースし、コーナリングできる。立ちまわりが早く、車体ごとズバッと倒して突破できるだろう。
振動吸収性はノーマルな印象だ。路面情報を素早くキャッチするも、バイクがブレードするストレスは少ない。
インプレ会場には、ターマックSL7の登場で、ラインナップから外れるヴェンジ、そして前モデルとなるSL6があったので乗りくらべてみた。
ヴェンジは、ハイスピードに一気に飛びつく加速の先に感じる抵抗の少なさ、高いスピード域でも力を温存できる巡行力。
そしてSL6のスパスパとシャープな切れ味。後輪追従性のいい剛性感。どちらも魅力的な乗り味をもったマシンだったが、それぞれの特徴をしっかりSL7が受け継いでいることを、あらためて実感した。まさに融合というのがふさわしい。
レースで思い浮かぶあらゆるシーンで攻撃できる性能を持っているターマックSL7。名車だった2つのバイクの長所をひとつにして、さらに昇華させた究極のオールラウンドレーサーといえる。

異次元のスピードで展開する新型「ターマック」

駆動の軽快さにエアロの巡航力が加わり、クライミングを駆け上がったままスピードを乗せていける妥協のない走りはSL7のだいご味だ。

右はハンドル高調整ができるステム。ポジションが決まればコラムキャップを覆うカバーでよりエアロ化も可能。剛性をそのままに45gの軽量化にも成功。

大きくクリアランスがとられたシートチューブ。リア三角もドロップされ後輪追従性の高い剛性、エアロ効果も抜群だ。

 

スペシャライズド・Sワークス ターマック SL7

145万2000円(シマノ・デュラエースDI2仕様、スラム・レッド e-TAP アクシス仕様/(税込)、60万5000円(フレームセット/税込)

■フレーム:Sワークス ターマックSL7 ファクト12rカーボン12×142mmスルーアクスル ■フォーク:Sワークス ファクトカーボン 12×100mmスルーアクスル フラットマウントディスク ■ホイール:ロヴァール・ラピーデCLX(フロント51mm、リア60mm) ■重量:6.89kg(完成車/デュラエースDI2 /56サイズ編集部実測ペダルなし)、800g(フレーム/56サイズ)

踏みやすさと巡航力が魅力の「ヴェンジ」

究極の推進力とコントロール性を持ち合わせたエアロロードバイクがヴェンジだ。シッティングでの直進巡航性の高さがこのバイクのだいご味。低重心の直進性とエアロダイナミクスが織り成すスピードの伸びであっという間に予想以上の高速域に到達する。SL7に比べるとハイトルクで踏み込んでいけるテイストが違う。

滑らかで高い駆動力が際立つ「ターマックSL6」

ヒルクライムでの攻撃力と軽さ、反応性に優れたコンパクトな取りまわしが印象的なSL6。ドロップドシートステーやD型のシートポストなど、随所にSL7への進化の土台となるポイントが見受けられる。高い完成度だが、SL7と乗り味で大きく違うのは、立ちまわりにゆとりのあるハンドリングと、セミハードなトルクキャッチの感触だ。

IMPRESSION RIDER/管洋介

世界のレースを走ってきたベテランレーサー。アヴェントゥーラサイクリングの選手兼監督を務めながら、インプレやカメラマン、スクールコーチなどもこなす

 

新型ターマック「Sワークス ターマック SL7」の機材紹介はコチラから。
Sワークス ターマック SL7
機材編

 

問:スペシャライズド・ジャパン
www.specialized.com

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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