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東京2020自転車ロード日本代表選考ランキングに変化、新城、中根がUCIポイント獲得

8月25日にUCIワールドツアーのブルターニュ・クラシックが開催。日本人選手は新城幸也(バーレーン・マクラーレン)が30位、中根英登(NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス)が54位でフィニッシュし、最高峰のワールドツアーでUCIポイントを獲得した。

中根が増田を逆転
JCF代表選考ランキング2位に

東京オリンピックの日本代表選考はこのUCIポイントをもとに行われ、UCI ワールドランキング配点表のポイントに、レースのランクに合わせた係数を乗じて計算したポイント合計の上位者2名を選考することになっている。
このため、JCF代表選考ランキング1位の新城は今回ブルターニュ・クラシックでさらに加点し、3位だった中根が24ポイントを追加したことで、2位に浮上。8月20日時点では2位で、選考基準をめぐって仲裁を申し出ていた増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が3位となる可能性が出てきた。
東京オリンピック代表選考を巡っては、新型コロナウイルスの影響でレースが中断したことで選考期間が78日間延期された。

「国内ではUCIポイントを獲得できるジャパンカップや全日本選手権が中止となっているため、海外で活動する選手が有利だ」として、増田は日本スポーツ仲裁機構に選考基準の見直しを申請していた。ただ、日本スポーツ仲裁機構のスポーツ仲裁パネルはJCFの新基準に対して「著しく合理性を欠く」ことはないと却下しているが、「競技団体として選考基準の見直し、不利な状況に陥った選手の救済等の措置を講じることに期待したい」とコメントしている。

JCF代表選考ランキング(編集部が計算した参考値)

ランキング 選手名 8月20日時点 ブルターニュ・クラシックでの加点 8月26日時点
1 新城幸也 422 16×6=96 518
2 中根英登 258 4×6=24 282
3 増田成幸 274.8 274.8

ブルターニュ・クラシックはUCI ワールドツアーのため、Bランク、係数6のレースとなっている。
参照 東京への道
http://toj.co.jp/road2tokyo

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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