増分微調整を可能にした新プラットフォーム「Li2」がサイクリングシューズに搭載され登場
Bicycle Club編集部
- 2020年09月02日
サイクリングシューズなどに採用されている「BOAフィットシステム」を開発・製造するBOA Technology Inc.(本社 米国コロラド州デンバー)が、より小型で高い耐久性をもつサステイナビリティを考慮した新しいダイヤルプラットフォーム「Li2」を新たに発表した。以下、プレスリリースより。
BOAの新しいプラットフォームLi2がサイクリングシューズに搭載されデビュー
Li2は今秋サイクリングシューズに搭載され市場に登場します。
Li2の特徴は滑らかな操作性、コンパクトな設計で、精密性を維持し、増分微調節(締める方向だけでなく緩める方向への微調節)機能を持ちます。今秋にはシマノ、フィジーク、スコット、ラファ、ガエルネ、レイク、DMTなど、また2021年にはボントレガー、ジロ、ルイガノそしてスペシャライズドなどブランドから、ロード、グラベル、マウンテンバイク用フットウエアの上位モデルに搭載される予定です。
Li2は“Fast, Effortless, Precision Fit(すばやく容易に精密なフィット)”を追求した製品であり、軽量で小型のダイヤルプラットフォームは同社過去製品よりもさらに耐衝撃性、耐摩耗性、泥や砂塵などへの防汚性能が向上。コンパクトながらパワーを持つLi2は、ライディング中のあらゆる接点において、サイクリストのニーズに応えるための設計が施されています。
当社既存プラットフォームIP1と比較して薄くコンパクトな形状
また、締める緩める両方向への増分微調節機能は、ロングライドにおける足の腫れやむくみに適応し、また急登やスプリント時にはよりタイトなフィットを可能とします。
さらにBOAの長期的なサステイナビリティ計画にのっとり、社内および外部生産工程の双方においてCO2排出量の削減に取り組んでおり、Li2はリユース材料の使用や、材料の無駄を削減するように設計されています。
締める方向だけでなく、緩める方向にも回転し微調節が可能
新しいLi2プラットフォームを搭載したサイクリングシューズは、現在開催中のツール・ド・フランスで出場選手の足元に登場予定です。
製品の詳細や搭載製品のリリース情報についてはBOAFit.com(https://www.boafit.com/ja-jp/innovation/dial-
platforms/li2)をチェックしよう。
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