サビとり剤によるサビとり方法! 粘度や成分の違いと用途に合わせた使い分け
Bicycle Club編集部
- 2020年09月14日
外に置いたままの自転車や雨で走ったあとの自転車は、すぐにサビてしまう。サビ落としにはいろいろな方法があり、用途に応じて使い分けたい。ここでは「サビとり剤によるサビとり」を紹介しよう!
サビとり剤によるサビとりのやり方
いろいろなサビとり剤が売られている。自転車用としてホームセンターなどでよく目にするのが、チューブタイプのサビとり剤だ。コンパウンドとサビを落とす成分が混ざったもの。歯磨き粉のような粘度で、自転車の垂直な部分に塗っても落ちにくく、塗り広げやすい。
各種あるサビとり剤の違いは、おもに粘度などだ。パーツ単体に向いているものなど、用途に応じて使い分けるといいだろう。
変わったものとしては、サビを黒サビに変換して、サビそのものを防錆コートにするものもある。そしてこのタイプにも、いろいろな種類がある。
チューブタイプのサビとり
よくある自転車用のサビとり剤。コンパウンドタイプでメッキ面に向く。
使用アイテムはこちら
塗って溶かすサビとり
サビを溶かす成分が主体のサビとり剤は、細かいパーツのサビとりに向く。
使用アイテム
カーシャンプーなどで有名なソフト99のサビとり剤。サビを溶かすリン酸が主成分。ベトッとした粘液状でパーツ表面に残りやすい。
黒サビに変換する溶剤
黒サビは、酸化膜で赤サビを抑える。この溶剤は、サビを変換して黒サビに変える。
※この記事はBiCYCLE CLUB別冊「自転車サビとり再生術」からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
出典
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。