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世界選手権ロード女子、與那嶺が自身最高位の21位、ブレゲン(オランダ)がTTに続き2冠

9月26日イタリア、イモラを舞台に開催されるUCI(国際自転車競技連合)ロードレース世界選手権2020女子エリードロードレースが行われた。日本からは與那嶺恵理選手が出場し、自身最高位となる21位でゴールした。世界チャンピオンに輝いたのは24日のTTタイムトライアルで優勝しているアナ・ファンデル・ブレゲン(オランダ)で、ロードとTTの2冠を達成した。

序盤に落車に巻き込まれながらも復帰

PHOTO:Cor Vos /Miwa IIJIMA
レース後の與那嶺のコメントでは、
「天気は晴れ、風が強い。ジェットコースターのような上りと下り、平坦が無いコース。 遅れたら絶対に戻れないし、とにかく道が細く、登りの斜度がきつい。 サーキットでの獲得標高は2800m。過去最高に厳しいコースでした。
ニュートラルスタート時に前方の落車に巻き込まれ、脱チェーン。 私はカンパニョーロのフルコンポーネントですが、シマノニュートラルのサポートを受けて集団へ復帰しました。
後はとにかく耐えました。 1周目、2周目、セレクションがかかった3周目、4周目。 道が狭すぎて前の展開も良く分からず。 集団で展開をする中で、まわりの選手を見て、これがメイン集団と理解できました。
きついけど、ここで耐えないと駄目。な場面でも結構粘れました。 きつかったけど、楽しめました。
ここ数年、世界選手権にはコンディションが合わせられず、もうワールドツアー終盤の疲れがどっと出て集中力を欠いていましたが、 今年の世界選手権では結果を出したい。自分のレースがしたい。その気持ちが大きかったです」という。

じつは最終回にメイン集団から順位をあげるべくアタック

レースは結果的に、アナ・ファンデル・ブレゲン(オランダ)が40㎞にも及ぶ逃げを決めて、独走でゴール。それを追ったファン・フルーテン・アネミック(オランダ) とロンゴ・ボルギニ・エリサ(イタリア)が2、3位となった。
このあと與那嶺は9位集団でのゴールスプリントとなり、世界選手権自己最高位となる21位でゴールした。
「最終回も耐えて、イモラ・サーキットへ。 ゴール手前2kmの上り。『やってみよう』と決めて下りで勢いをつけてアタック! 抜け出しを。ですが、向かい風にギューッと戻されて集団へ。
あとは、下ハンドルを持ってゴールスプリント。 ズブズブでしたが、楽しめました。
21位。最後までメイン集団で粘れたレースです」
とレース最終局面で順位を上げるべくアタックを仕掛けたことをあかした。
また、レース後に武井亨介コーチとの談話では
「ゴール後に武井コーチは最初に『惜しかったな、9位集団だよ』といわれました。普通ならば「お疲れ様」とか「良くやったね」とか声をかけてくれるものですが、無いんですかね。 無いんですよね。10月になり、いよいよシーズンインです。 来週水曜日9月30日にはワールドツアーのフレッシュ・ワロンヌがあり、激坂Huyです。
全てを力に変えて 與那嶺 恵理」
とコメントを締めくくった。

イタリア・イモラ世界選手権ロードコース

女子は周回コースを5周、距離143㎞、獲得標高2800mで行われた。

リザルト

Isola Press

順位 ライダー(国) タイム

1 アナ・ファンデル・ブレゲン(オランダ) 4:09:57
2 ファン・フルーテン・アネミック(オランダ)+1:20
3 ロンゴ・ボルギニ・エリサ+1:20
4 マリアンヌ・フォス(オランダ) +2:01
5 リアン・リペット(ドイツ)+2:01
6 エリザベス・ディグナン(イギリス)+2:01 

21 與那嶺恵理 (日本) +3:08

 

世界選手権公式WEBサイト
https://www.uci.org/road

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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