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ジロ・デ・イタリア|初出場のサガン、新城がチームプレゼンに登場!

第103回のジロ・デ・イタリアが10月3日にイタリアのシシリア島で開幕する。これに先立って1日、シシリア島のセジェスタ考古学公園で出場22チームと各チームの選手が登場するプレゼンテーションセレモニーが行われた。

過去2回優勝のニバリ、トーマス
S・イェーツらグランツール優勝経験者が出場

今回のジロ・デ・イタリアは、グランツールの総合優勝経験者も3人出場する。中でも注目されるのは、イタリア出身でジロ・デ・イタリアで2013年と2016年の2回総合優勝を経験したビンチェンツォ・ニバリ(トレック・セガフレード)だろう。

ニバリは、「ティレーノ~アドリアティコの後、日ごとにコンディションがよくなり、世界選手権でさらに状態がよくなったと感じた。ジロへの準備はできている」とコメントし、調整が順調に進んだことをうかがわせた。

2018年のブエルタ・ア・エスパーニャで個人総合優勝を果たしサイモン・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)は、前哨戦のティレーノ~アドリアティコで個人総合優勝を果たし、勢いを感じさせる状態でジロに挑む。さらに2018年のツール・ド・フランスで個人総合優勝を果たしたゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアス)も出場する。

個人総合優勝の証であるマリアローザの行方はこの3人を中心に争われることになりそうだ。

サガンがジロに初出場。日本勢は新城幸也が出場

今回はペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)がジロに初出場することでも注目が集まっている。サガンは「こんな短期間に2つのグランツールに挑んだことはないが、ジロは私にとって今年の大きなゴールのひとつだった。ベストを尽くし、2つのステージで勝てたら素晴らしい」とツール終了後間もないジロ初挑戦についてコメントした。

日本勢では、ブエルタに挑戦すると思われた新城幸也(バーレーン・マクラーレン)の参戦が発表された。新城のジロ出場は2014年以来6年ぶり3回目で、今回のジロ出場で自身が持つグランツール出場回数は13回になる。これはもちろん日本人最多だ。新城は「グランツールはいつも特別な感情が涌き出てくる。それは一言で表すことは出来ない不思議な感覚。13回目のグランツールも今回はどんな21日に間になるか楽しみ。チームから選んでもらったからには、期待に応え、それ以上の仕事が出来るように頑張る」とコメントした。

EFエデュケーションファーストはジロ限定のチームキットを披露

EFエデュケーションファーストはジロ・デ・イタリアに向けて限定のチームキットを披露した。グランツールでは、各賞ジャージに採用されるカラーを避けるため、特別なジャージを用意することがあり、EFエデュケーションファーストの限定チームキットもジロの個人総合トップの証・マリアローザとの色の重複を避ける目的がある。チームキットは同チームにウェアを供給するラファとロンドンに拠点を置くスケーターブランド・パレススケートボーズとのコラボによるもので、斬新なデザインが特徴だ。数量限定で一般販売もされる。

ジロ・デ・イタリア公式WEBサイト
http://www.giroditalia.it/eng/

 

 

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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