ビンディングペダルがフラットペダルに変身! DIXNA・フラットクリート|TEST ME
ニシヤマ
- 2020年12月31日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回はフラットペダルの踏み面にクリートの取り付け穴を設けたアイデア商品、「DIXNA(ディズナ)・フラットクリート」を編集部のニシヤマがテスト!
手持ちのビンディングペダルがフラットペダルに変身!
引き脚が使えてスポーツバイクに欠かせないビンディングペダル。しかし1台のバイクでスポーツライドから通勤通学まで使う場合、ビンディングペダルのままスニーカーなどで乗るのは危険で、フラットペダルに交換する必要がある。
片面をフラットペダル化したビンディングペダルも発売されているが、エントリーモデル中心になってしまう。そこでお薦めなのがディズナのフラットクリートだ。
フラットペダルの踏み面にクリートの取り付け穴を設けたアイデア商品で、手持ちのビンディングペダルをフラットペダル化することが可能だ。
フラットクリート本体にシューズと同じようにクリートを取り付け、ペダルに装着することで簡単にビンディングペダルをフラットペダル化できてしまうのだ。取り外しについてもビンディングと同じように、踏み面に足を乗せてひねれば簡単にできる。
スニーカーや革靴でスポーツバイクに乗ることがあるなら、ぜひ持っておきたいアイテムだ。
手持ちのビンディングに取り付けられる!
スニーカーで足を乗せればフラットペダルと同じ感覚だ。フラットクリート本体の最大厚みは、ペダリングへの影響が少ない7mmに仕上げられている。
一体成型の3mmピンが13本配置されシューズとのグリップも良好。曲面をもたせたデザインで踏み心地がよく、快適性も配慮されている。
対応クリートはロード用ではSPDSLとケオ。MTB用のSPDにも対応する。
ディズナ
フラットクリート
980円(税抜)
素材:強化樹脂
カラー:ブラック
重量:71g(ペア)
最大厚み:7mm
対応クリート:SPD SL、SPD、LOOK KEOなど
フラットとは異なるが安心してライドできる
編集部・ニシヤマがインプレッション
ペダルを交換するよりも簡単に素早くフラットペダル化できるお役立ちアイテム。踏み面が下を向いた状態になるため、フラットペダルとまったく同じ使用感ではなく、ビンディングのようにペダルを拾う動作が必要になる。いざ足を乗せてしまえば安心してライドできる。
カカトを外側にひねると外れるが、これはビンディングでも同じなので危険な感じは一切なかった。ただ足を乗せる位置をずらすときに、ペダルから完全に離れてしまうと踏み面が下を向くことだけ気を付けたい。
この使用方法ならクリートが消耗する心配もほとんどないので、予備のクリートを使うといいだろう。
TESTER/ニシヤマ
近距離移動時にフラットペダル、中~長距離移動時にビンディングペダルを使っている。しかし、ときには中距離でも窮屈なロードシューズを履きたくない気分になることも。そんなときにこれが便利。
問:東京サンエス
https://tsss.co.jp
SHARE