BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

フィジークの最新モデルに注目!失敗しないサドル選びのコツとは?|脱サドル沼

自分のお尻やフォームにマッチしたサドルが、なかなかみつからないサドル沼。サドルは、けっして安い買い物ではないし、失敗しないでベストマッチを手に入れたい。しかし数多くの種類があるサドルから、どう選ぶ? ひとつの回答は、タイプ別に用意されたテストサドルを編集部ニシヤマがショップで試してみること。フィジークのテストサドルを導入しているショップ「バイク&ハイク」でサドル選びを実践してみた!

テストサドルで傾向をつかむのが成功への近道

完成車に装着されているサドルが、運よくマッチしていればいいが、そうでないと交換サドル選びの旅が始まる。
100㎞も走るとお尻が痛くなる、鼠径部の感覚がなくなる、腰が痛くなるといった症状が出る場合は、サドルが合ってないかもしれない。
乗り手のお尻や座骨の形状、フォームによってマッチするサドルは違う。それゆえ、星の数ほどのサドルが存在する。
ベストを選ぶ近道のひとつはテストサドルの利用だろう。フィジークのテストサドル設置店では、座面のフォルムや形状などタイプ別にサドルを用意している。
ユーザーは自分のバイクにテストサドルを装着し、乗り味を試せる。バイク&ハイクでは、ライダーの傾向からマッチするサドルを探っていく。そして、ベストと思われるモデルが確定したら「そのまま100㎞走ってきてくださ
い」と提案。これで痛くならなければ、そのモデルでもう間違いない!

テストサドルを使ったサドル選びの実践ししてくれたショップ「バイク&ハイク」のフィッター、篠崎友さん(写真左)、店長の竹内正昭さん(写真中)。編集部ニシヤマのベストはどれ?

柔軟性からサドル選びをスタート

フィジークの基本指標「身体の柔軟性で最適なサドルを選ぶ」スパインコンセプト。脊椎を柔軟に動かせる人はポジションを前後に動かしているので座面はフラットが向く。硬い人は骨盤を前傾させてポジションを安定させているので、お尻を固定するラウンドな座面が向く。バイク&ハイクでは、まず前傾を見て傾向をつかみ、実際に装着してユーザーに座った感覚を聞く。それに基づいて穴や溝の有無など座面のタイプを選んでいく。最近は、第4のフォルムのショートサドルも登場した。座面の後部が広めのモデルがあり、骨盤が広くお尻の痛みを訴える人に試してもらうとピッタリくる場合が多いという。

POINT.1
カラダの硬さ柔らかさから基本のフォルムを選ぶ

サドルを選ぶために身体の柔軟性をチェックする。まず前屈をしてみたが、ニシヤマの場合、手先が地面に届くほど柔らかいことが判明。そこでもっとも柔軟性あるライダー向きのアリオネを選択。

アリオネ

サドル上面はフラットでもっとも長い。前後あらゆるポジションに対応する。柔軟性の高いライダー向け。

アンタレス

アリアンテとアリオネの中間タイプ。やや安定しつつも前後にポジションを動かすことができる。

アリアンテ

凹型にラウンドしている。お尻が安定し一定のポジションで乗れる。身体が硬めで前傾が苦手な人向け。

 

POINT.2
試乗でフォームをチェックお尻の感覚で形状を選ぶ

試乗してフォームが安定しているかチェック。前後に動きすぎて安定しない感じがあり、また穴のエッジが痛いという感覚があった。

溝付きのチャンネル、穴あきのカットアウト、スタンダードのソリッド。座面の形状もどれがマッチするか試せる。

腰を安定させたい傾向もあるので中間のアンタレスを選ぶ。穴より縁が柔らかめの溝付きヴァーサスを装着し、フォームをチェック。

このポイントがブレてないことが重要なんだとか!

いろいろ試してみた結果、ヴァーサスアンタレスがもっとも向いていることが判明。これがわかったことで、今後のサドル選びの大きな指標を得た。

POINT.3
「ショートノーズサドル」でトレンドの前乗りポジションを試してみる

さらに一歩踏み込んだサドル選びとしては、ショートノーズサドルを使って「前乗りポジション」を試してみよう。もともと前乗りはタイムトライアルポジションをヒントに、ロードバイクにも取り入れられたポジション、簡単に言うと通常のサドルよりも前に座ることでよりペダルに体重をかけることができる。今回、前乗りポジションに適したショートノーズサドル、アルゴシリーズも試してみた。約5㎝前乗りポジションにすると確かにパワーを出しやすくなった。

ショートノーズサドル(左)はノーマルサドル(右)に比べて短いのが特徴。さらに座面の広さも特徴。

骨盤が広めの人やお尻が痛いる人には、幅広でパットが厚めのアルゴテンポを試すとピッタリくるという。

ペダリングを続けてみる。トレーナーでパワーを計測してみると、たしかに出力が上がっている。踏みやすくこちらもアリと感じた。

サドルトレンドの最先端、アダプティブとアルゴ

今回はハイエンドサドルのトレンドを生み続けるフィジークから、最新注目モデル、アダプティブとアルゴにフォーカスしてみた。
フィジークは世界有数のシェアを誇るイタリアのサドルメーカー、セラロイヤル社が誇るハイエンドモデルブランド。プロ選手にも愛用されており、ヴィンチェンツォ・ニバリからクリス・フルームまで、数多くの名選手がフィジークのサドルとともに偉大な勝利を重ねてきた。サイクリストとバイクの接点をデザインするフィジーク。近年はシューズやハンドル、ビブショーツにまで進出しているが、原点となるサドルに関しても常にムーブメントを先取りする、トレンドセッター的存在であり続ける。
そんな先端をいくフィジークの注目モデルのひとつが「アダプティブ」だ。パッドは立体的な格子状でできており、これは3Dプリントで作られている。
格子の形状と密度を絶妙に変えることによってパッドの固さを自在にコントロールする。この最新製法は、今後のハイエンドサドルにおけるパッドのあり方を変えるだろう。
そしてフィジーク初のショートノーズサドルが、アルゴシリーズだ。パワフルでスムーズなペダリングを追求するレース用「ヴェント アルゴ」、クッション性と安定感を増した「テンポ アルゴ」、グラベルライドに適した仕様の「テラ アルゴ」の3ラインナップで展開している。
トレンドになっているショートノーズサドルだが、幅広いユーザーや用途に対応するフィジークがやはり一歩先を行っているようだ。

3Dプリンターで作られた「ADAPTIVE/アダプティブ」

3Dプリントテクノロジーによって作られる革新的なパッド。格子の形状と密度を変えることで、単一のマテリアルながら座面の固さをゾーン別にコントロール。狙い通りのパフォーマンスを得ることに成功した。アンタレス ヴァーサス エボで展開。レールとシェルの素材違いにより、00(メビウスカーボンレール×HMフルカーボンシェル)、R1(カーボンブレイテッドレール)、R3(キウムレール)の3グレードをラインナップしている。

むき出しの格子状のエラストマーが絶妙なグリップ感。恥骨に当たる部位はセミハードで適度な反発。座骨部はソフトで突き上げ振動を軽減。

パッドは4つのゾーンに分けられ、それぞれに求められる固さに無段階でコントロール。同一素材で一体ながらも手で押すと固さが違うのがわかる。

ヴァーサスモデルで展開され最新の乗り心地を追求。

ANTARES VERSUS EVO R1 ADAPTIVE
価格:3万8300円

カーボンブレイデッドレール×カーボン強化ナイロンシェルのモデルがR1。アダプティブの新しい乗り心地を手軽に味わえるモデル。幅は139㎜と149㎜で展開。

シュートノーズサドル「ARGO/アルゴシリーズ」

 

2年もの開発期間を経て誕生したフィジークのショートノーズサドル。あらゆるレベルやカテゴリーのサイクリストがその性能を享受できるよう、レーサー向けの「ヴェント アルゴ」とエンデュランスライドに適した「テンポ アルゴ」の2タイプを用意。さらには、未舗装路の走行にフォーカスした「テラ アルゴ」の計3種でシリーズが展開される。前乗りポジションを実現するトレンドのショートノーズデザインながら、手厚いラインナップが魅力だ。

アルゴシリーズには3つのタイプがラインナップ

レース向けのVENTO(ヴェント)

ノーズが下がったデザインで、前乗りで深い前傾姿勢をとりやすい。パワーロスの少ない硬めのタイプ1フォームを採用したレーシングタイプ。

サドル形状を捉えやすいフォームの硬さで、恥骨を支点に前傾を深められる。尿道の圧迫感もなく、より攻めたライディングができる。

VENTO ARGO R1
価格:2万2200円(税抜)

レーサー向けのヴェント アルゴ。幅は140 /150㎜。レールは(カーボンブレイテッド)、R3(キウム)、R5(Sアロイ)の3種をラインナップ。

エンデュランスライド向けのTEMPO(テンポ)

ノーズ部分までフラットになったデザイン。クッション性の高いタイプ2フォームを採用。アップライトポジションでも体重を支えられる安定感。

幅広で厚みのあるフォームは、ややアップライトでも底付き感がない。前乗りポジションでも体重を支えてくれる安定感がある。

TEMPO ARGO R3
価格:1万5200円(税抜)

エンデュランスライド用のテンポ アルゴ。幅は広めの150 / 160㎜。レールはR1(カーボンブレイデッド)、R3(キウム)、R5(Sアロイ)3種。

 

未舗装路ライド向けのTERRA(テラ)

ダート走行を考えタイプ2フォームを採用。衝撃でベースとレールが接触しないようレールは高め。カットアウト部は泥が入らないようふさがれる。

柔らかめに調整されているが、ダート走行の衝撃をロスのない程度に緩和。オープンながら中央部はマッドガードなので安心感がある。

TERRA ARGO X3
価格:1万5200円(税抜)

やや厚めのフォームでグラベルライドに向いたテラ アルゴ。幅は広めの150 / 160㎜。レールはX3(キウム)、X5(Sアロイ)の2種で展開する。

 

今回取材に協力してくれたのは、東京・世田谷区の「バイク&ハイク」。実業団からプロトライアスリートまでサ
ポートする実力派ショップだ。

 

問:カワシマサイクルサプライ
https://www.riogrande.co.jp

出典

SHARE

PROFILE

BiCYCLE CLUB 編集部

BiCYCLE CLUB 編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

BiCYCLE CLUB 編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

BiCYCLE CLUB 編集部の記事一覧

No more pages to load