自転車洗車で用意したい3つのケミカル!おすすめの洗車用アイテムをプロから学ぼう
Bicycle Club編集部
- 2021年01月22日
「洗車とは専門的なメンテナンス作業の一歩手前の作業と呼べるかもしれません」と語るのは、SENSHA Bicycle Japan(センシャバイシクルジャパン)の代表を務める須田晋太郎さん。外で走れる時間が少なくなるこの時期、自分の愛車をきれいにするための洗車に必要な3つのケミカルと、洗車に役立つおすすめのアイテムを教えてもらった。
汚れに合わせて使い分け、3つのケミカルを用意しよう
自転車の汚れは大きく分けると、油汚れのあるドライブトレイン。そして、ほこりや泥などの汚れがフレームやホイールについている。洗車というと、メンテナンス作業もできないといけないイメージもあるが、まず必要となるのはホイールを外す作業ができればよい。さらにプロメカニックは時短のために機材を使っているが、ていねいな手作業でも十分自転車をきれいにできるという。ここでは洗車に必要な3つのケミカルを紹介する。
- 油のついたドライブトレインをきれいにするための「ディグリーザー」
- バイク全体をきれいにする「中性洗剤」
- 洗車し終えたバイクをきれいに保つための「コーティング剤」
このほか汚れを落とすためのブラシ、スポンジさらに、バイクを拭くためのムートンタオル、マイクロファイバータオルなどがあると便利だ。さらにチェーンを洗う専用チェーンクリーナーがあると便利だ。
例えばチェーンやチェーンリングなど、ドライブトレインには油汚れがあり、ディグリーザーを使って汚れを落とす。
【ディグリーザー】
ドライブクリン
価格:1,488円
黒ずんだ油を浮かせる強力な洗浄液。チェーンほか前後ディレイラー、金属系ドライブトレインに使用する。
【中性洗剤】
バイククリン
価格:2595円
中性洗剤のため、金属部分のほかフレームやサドル、バーテープなどにも使える。たっぷり泡立つタイプ。
【コーティング剤】
バイシクルクイックグロウ(旧プルスコート)
価格:2,557円
洗浄後にフレームやフォークのコーティング、ツヤ出しを行うためのものだが、じつは微細な汚れを取り除く効果ももつ。
問:センシャバイシクル https://sensha-bicycle.com/products
ケミカル以外に持っておきたい洗車用アイテム
スティック型のブラシや小判型のブラシ、スポンジ、ムートンタオル、マイクロファイバータオルなどを準備したい。ブラシは車体の洗浄部位によって使い分ける。スポンジとタオルは汚れやすいので複数用意するのがいいだろう。自転車専用のアイテムでなくてもよく、100 ~ 500円の安価なもので構わないが、こまめに交換して汚れないようにしよう。
チェーンをはさんで、洗浄液にくぐらせながら洗う「チェーンクリーナー」はとても便利。内蔵されたブラシにより短時間で奥の汚れまで落とせる。写真は須田さんはフィニッシュラインの「プロチェーンクリーナー 」3800円(税抜)を使用する。
教えてくれた人
須田晋太郎さん
SENSHA Bicycle Japan代表。自転車のディテーリングの指導や講習を行う。「自転車が安全になり、かつ走って気持ちよくなるように」がモットー。あらゆる自転車を洗い、磨き上げる!
センシャバイシクル東京
東京都港区芝3丁目31-2
営/ 12:00 ~ 20:00
休/火曜
https://sensha-bicycle.com
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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