サンティーニがパッケージ素材を変更、環境問題に配慮|Santini
Bicycle Club編集部
- 2021年01月22日
「Santini(サンティーニ)」の日本代理店をつとめる株式会社バイク・フォワードが、Santiniによる「持続可能な開発目標に関する取り組み」について発表した。環境問題に関する新たな取り組みとして、自然界に存在する微生物によって分解可能なパッケージ材を製造する世界的企業として知られるTIPA社と提携し、製品パッケージの変更などを行う。以下、プレスリリースより。
持続可能な開発目標に関する取り組みについて
UCI公式パートナーであるSantiniは、環境問題に関して2021年より新たな取り組みを開始します。
まず、パッケージ素材の変更を行います。自然界に存在する微生物によって分解可能なパッケージ材を製造する世界的企業として知られるTIPA社と提携し、製品パッケージを変更します。
これは、全社をあげたあらゆる生産活動に及ぶ幅広い企業戦略の一部です。Santiniは、強い信念に基づき、これまでも環境保護に関する取り組みに力を入れてきました。例えば、輸送に伴う二酸化炭素の排出を削減する観点からStip社やCarvico社といった地元企業をサプライチェーンに取り入れたり、リサイクル繊維を用いた製品を世界に送り出してきました。
そして、2021年はトレック・セガフレード・チームへ提供するレースウェアにもその範囲を広げます。製品にはリサイクル繊維を用い、パッケージには生分解性可能な素材を採用します。
Santini社マーケティング・マネージャー パオラ・サンティーニ
「TIPA社の協力のおかげで、2021年から生分解性可能なパッケージの提供ができるようになりました。これは、環境に与えるインパクトを大幅に減らすことができることから、当社にとってさらなる持続可能な企業になるための大きな前進です。」
TIPA社 創業者兼CEO ダフナ・ニッセンバーム
「当社のパッケージ製品は、従来のプラスチック製品と完全に置換可能であり、本当の意味で持続可能な製品です。パッケージとして中の製品を保護する機能は全く損なわず、それでいて完全に微生物により分解され堆肥化されることが保証されているからです。」
TIPA社について
TIPA社とは、プラスチックと同様に振る舞いながらも、完全に生分解性可能なポリマー素材の製品化に成功した2010年に設立された国際的なテクノロジー企業です。同社のポリマー製品は、家庭用のゴミを堆肥化するためのコンテナ―でも、半年以内に小さな破片に変わり、1年以内に完全に分解されます。
https://tipa-corp.com/
UCI世界選手権全種目において
アルカンシェルジャージがエコフレンドリーに変わります
2021年より、世界選手権の全種目において、世界チャンピオンに提供されるアルカンシェル・ジャージは再資源化された素材のものに変わります。間もなく開催されるUCIシクロクロス世界選手権(2021年1月30日・31日 ベルギー・オーステンデ )が、このエコフレンドリーなアルカンシェルが最初に提供される種目となります。
Santini(サンティーニ)
https://santini.bikeforward.co.jp
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