PIRELLI(ピレリ)PゼロレースTLR、初のチューブレスレディ―PゼロレースTLR SLを試乗
管洋介
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ディスクブレーキの導入や、チューブレスレディータイヤの登場などとどまるところを知らないロードバイクの足まわりの進化。今回は「PIRELLI(ピレリ)」のピックアップアイテムを紹介!
モータースポーツで名を馳せたイタリアの総合タイヤブランド「ピレリ」
140年以上の歴史を誇るイタリアの総合タイヤブランド、ピレリ。モータースポーツなどでおなじみの同ブランドは、2017年にクリンチャータイヤ、Pゼロヴェロを引っさげてサイクルロードレースシーンに登場した。モータースポーツの分野で長年培ってきた高い技術力を武器にしつつ、今期はUCIワールドチーム、バイク・エクスチェンジ(旧ミッチェルトン・スコット)、トレック・セガフレード、AG2R・シトロエンの3チームとパートナーシップを締結し、選手たちからのフィードバックを反映させながら開発を行っている。新登場したピレリ初のロード用チューブレスレディータイヤPゼロレースTLRシリーズは、グリップや転がりの軽さなど選手たちが求める性能を、高い次元で実現したレーシングタイヤに仕上がっている。
オールラウンドモデル「PゼロレースTLR」
P ZERO RACE TLR
(PゼロレースTLR)
価格:9200円(税抜)
新開発のスマートエボコンパウンドや耐パンク性能を向上させたケーシングとテックウォール+を武器に、グリップと軽さ、耐久性などを高い次元で融合したオールラウンドモデル。
SPEC
タイプ:チューブレスレディー
サイズ:700×24C /26C / 28C / 30C
重量:245g(24C)、270g(26C)、295g(28C)、320g(30C)
ケーシング:120tpi
コンパウンド:スマートエボコンパウンド
アンチパンクチャー:テックウォール
IMPRESSION
「チューブレスならではのトラクション!」
耐パンクベルトを搭載したオールラウンダー
剛性はマイルドで優しく、チューブレスの快適性を生かしたしなやかな接地感はライドに余裕を持たせてくれる。特に100kmを越えるロングライドでは疲労軽減のカギとなる。剛性の高いバイクやホイールと組み合わせると、レーシーなテイストの表情にガラッと印象が変わる。コーナーのエッジにしっかりと食い付きハイグリップでラインを描く。後輪はトラクションを効かせた力強い立ち上がりを生み出しダイナミックな走り。より尖った感覚で乗りたい場合は空気圧を0.5気圧高めると、グッと接地トーンが締まるだろう。
テックウォール+で耐パンク性能を強化したPゼロレースTLR。サイズが700×30Cまで用意されているのも特徴。
待望のチューブレスレディー「PゼロレースTLR SL」
P ZERO RACE TLR SL
(PゼロレースTLR SL)
価格:9800円(税抜)
新開発のスマートエボコンパウンドを採用し、グリップと転がり性能を高い次元で両立。耐パンク性と軽さを両立するケーシングとテックウォールで軽量化も実現したレーシングタイヤ。
SPEC
タイプ:チューブレスレディー
サイズ:700×24C /26C / 28C 重量:230g(24C)、245g(26C)、275g(28C)
ケーシング:120tpi
コンパウンド:スマートエボコンパウンド
アンチパンクチャー:テックウォール
IMPRESSION
「軽さで加速力を増した!」
フルスリックの軽量レースタイヤ
軽量ではあるがタイヤの剛性はTLR同様のマイルドなイメージで、変形量も同じフィーリング。フルスリックなパターンと耐パンクベルトを搭載しない軽量仕上げにより、さらに軽やかにトルクを掛けられる。トラクションを生かした蹴り出しも軽やかに決まる。上りやハイトルクのシーンでこの恩恵は受けられる。表面を指でこするとグッと吸い付くグリップ。路面へ食い付きタイトなコーナーでもエッジを効かせた最短ラインをトレースできる。路面の荒いコースでも快適さと攻撃力を遺憾なく発揮してくれる超決戦タイヤだ。
耐パンク性能と軽さを両立するテックウォールを採用し、Pゼロレースをさらに軽量化したPゼロレースTLR SL。
編集協力:カワシマサイクルサプライ
https://www.riogrande.co.jp/
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT:西山貴之(編集部)/浅野真則/管洋介 PHOTO:廣瀬友春
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