チームイネオスが使うヘルメット「カスク（KASK）」の次期ヘルメット「ワサビ」登場！

KASKヘルメットから新しいヘルメット「ワサビ」が登場する。「ワサビ」は3月6日にイタリアで開催されたワールドツアーレース「ストラーデビアンケ」の会場で発表され、用途はロード、グラベル、そしてシクロクロス用ヘルメットだという。

エアフローポートが調整できる

カスクの発表によるとワサビの設計と開発はイネオス・グレナディアーズと同社の協力により行われている。その最大の特徴はベンチレーションの開口部が開閉できる点だ。指を押すだけでこの集中ベントを調整することができ、同じ速度で走っているときに比較した実験では、1.5℃ヘルメットの内部温度上昇を抑えることができたという。さらに空気抵抗について、時速50km で走った場合、その損失は1ワット未満であることが風洞試験により証明されたという。ワサビは高いエアロ性能を持っており、同社のユートピアに次ぐレベルだという。この空力特性と換気機能に加え、イタリア工場で作られたプレミアムメリノウールを使った裏地を使っているのも特徴だ。

PHOTO:PocisPix/KASK

WASBI
（ワサビ）

価格：未定
サイズ：S、M、L
日本での取り扱いは未定

国内のKASKの問い合わせ：日直商会
www.nichinao.jp