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地域密着&世界的育成チーム「アヴニール・山梨・山中湖」発足!新たなシリーズ戦も開催予定

今年2月に山中湖村より正式にホームタウン認定を受け、同時にトップチームの発足した「Avenir Yamanashi Yamanakako(アヴニール・山梨・山中湖)」が、3月20日に山中湖村交流プラザきららにて、チームプレゼンテーションを行った。チームプレゼンテーションでは、2021シーズンのチーム体制やこれからの展望などが発表された。以下、プレスリリースより。

ロードレースの本場、フランスと縁のある山梨県を自転車競技の新たな聖地に

山梨県が東京オリンピック自転車ロードレース競技の会場として選ばれましたが、観光やワインなどの影響で昔からフランスと縁があることから、9市町村もフランスのホストタウンになっています。その中で山中湖村が自転車ロードレースのフランス代表の事前合宿を受け入れていることから、これからチームとしましても山中湖村が進めている「自転車の聖地プロジェクト」や、山梨県が掲げている「サイクル王国やまなし」、また2031年に山梨県で開催される「かいじ国体」に向けて、次世代に繋がるレガシーを形成して参りたいと思います。

山中湖村より正式にホームタウン認定を受ける

コンセプトは「地域密着型×世界的育成型チーム」

自転車ロードレース競技は、野球やサッカーといったプロ化が進んだスポーツに比べ大きな柱となるチケット収入の収益が見込めないため、スタジアムスポーツのビジネスモデルとは異なる仕組みが問われています。
一方で、地域住民の生活道路がそのままスタジアムとなることから地域と非常に近い距離間で開催でき、現在、日本各地で課題とされている地方活性化に貢献しやすいスポーツであると言えます。そして、無料で観戦できることもこのスポーツの大きな魅力と言えるのではないでしょうか。
このような特徴を活用しつつ徐々に山梨県内に自転車文化を定着させ、いつかは「ツール・ド・山梨」などの大会開催の実現に向けて活動していきたいと思います。このような地域密着型のモデルを本場フランスの自転車文化を手本としながら創造していくことを長期的な目標としております。

そして同時に自転車競技をメージャースポーツに引き上げるためには、自転車競技そのものに対する関心度の向上が不可欠で世界レベルで通用する選手の育成を無くしては実現が不可能だと考えています。我々は、UCI(国際自転車競技連合)が推薦する基準に沿って世界的な自転車競技選手が育つ環境を創り、いつかツール・ド・フランスに出場するような日本人選手を輩出すると共に、それを持続可能なシステムとして世界に通用する育成活動を行って参ります。

チーム体制

運営会社

合同会社アヴニールサイクリング(代表:久保田政孝)

スタッフ

水野恭兵(GM)、Tom BOSSIS(監督)、Clément CEYRET(フランス担当兼監督)

トップチーム所属選手

水野恭兵(32)
Tom BOSSIS(27)
Thibault JEANNÈS(31)
下島将輝(28)
岩田聖矢(18)※中央大学
風間竜太(20)※法政大学
瀬戸口瑛(18)※AC Cusset

スポンサー

株式会社桔梗屋、武田消毒株式会社、東京ガス山梨株式会社、藤精機株式会社、有限会社アイエス企画、有限会社アンブレラ、水野ファーム

サプライヤー

株式会社S1NEOジャパン、株式会社ライフログ、NNLLレーシングサイクル、モールテン、株式会社ベストバイ、高村広芸、株式会社山梨中央銀行

チームジャージ

提供:株式会社ライフログ
※プレゼンテーション時は暫定のウェアになります。5月までに最終版のジャージでレースに参戦する予定です。

チームバイク

提供:株式会社S1NEOジャパン(フレームセット)
提供:NNLLレーシングサイクル(コンポネント&メインテナンス)

チームバン

提供:株式会社ベストバイ(車両)
提供:高村広芸(ラッピング)

自転車競技のシリーズ戦「アヴニールカップ」も発表

トップチームのプレゼンテーションと合わせて、山梨県自転車競技連盟と共催で開催する選手育成とサイクルスポーツ文化振興を目的とした自転車競技のシリーズ戦「アヴニールカップ」も発表致しました。

選手育成モデル

・トラック戦、クリテリウム戦、ロード戦の3タイプで開催
・UCI(国際自転車競技連合)が推薦している世界共通の基準(カテゴリー分け、距離、ルール等)を導入
・若手カテゴリーの年間ランキング(U13、U15、U17、U19)
・首位の選手にはツール・ド・フランス同様に「マヨ・ジョーヌ」が贈られ、次戦で着用する

自転車文化の普及モデル

・午後はエリートカテゴリーを開催し、トップ選手の走りを見てもらう
・Avenir Yamanashi Yamanakakoのホームゲームとして、応援して頂ける場を作る
・各大会とシリーズ全体の価値を高め、経済波及効果のあるイベントに引き上げる
・地域との連携性を高め、最終的には「ツール・ド・やまなし」の実現に繋げる

上記の目標達成に向けて、5年計画の中で3フェースに分けていきます。

第1フェース(2021年):トラック戦中心 全4~5戦

・シリーズ主催者の継続可能な運営体制を構築
・採算性が取れるイベント開催の定着
・基盤となる客層の獲得

第2フェース(2022~2023年):クリテリウム戦の導入 全5~7戦

・クリテリウム戦の導入、増加
・専門スタッフの就任
・トップカテゴリーの振興化

第3フェース(2024~2025年):ロード戦の導入 全7~10戦

・ロード戦(公道ロードレース)の導入
・山梨県内外の他組織又は行政主催大会の導入
・他地域から参考にされるモデルケースを作る

 

チームの詳細は下記公式サイトをチェックしよう。

 

Avenir Yamanashi Yamanakako
http://www.avenir-cycling.com/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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