瀬戸内のゆめしま海道・桜の島でお花見ライド

Bicycle Club編集部

瀬戸内海に浮かぶ25の島が集まってできた町、愛媛県上島町。サイクリストの聖地「しまなみ海道」のすぐ隣に位置し、その中の3つの島をそれぞれの橋で結ぶ「ゆめしま海道」は、信号ゼロ、トンネルゼロのストレスフリーなサイクリングを楽しめる穴場スポット！

今回も、上島町在住の女子二人がゆめしま海道おすすめスポットをご紹介していきます！

日本国内でも有数の桜の名所へ

ゆめしま海道はまだまだ発展途中。2022年3月開通に向けて現在建設中の、生名島と岩城島を結ぶ「岩城橋」。この「岩城橋」が完成すると、４つの島が繋がって「ゆめしま海道」が全線開通！　走行距離が延び、遊び方もさらに広がります！

そして、春といえばなんといっても桜ですよね！　岩城島積善山は日本国内でも有数の桜の名所。その名も「積善山三千本桜」。標高約370メートルの積善山には、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ジンダイアケボノなど、10種類以上、3,000本を超える桜が植樹され、春になると満開の桜に染まり、とってもきれい。

360°パノラマが広がる山頂展望台。尾根沿いに続く桜並木はまるで「天女の羽衣」のよう！

登山道はアスファルト舗装されていてトイレも完備！　ぜひお花見ライドにチャレンジしてみてくださいね！

山頂展望台へは、最寄りの東駐車場から５分程度山道を歩いて登ります。ビンディングシューズの方は替えのシューズがあると便利かも。

また、桜の時期に合わせ、岩城レンタサイクルターミナルにE-Bikeを配備しています！　脚力に自身がないけど自転車で登ってみたい！という方は、ぜひお試しください。

西駐車場からすぐの「見晴らし広場」は自転車でも登れます！

南側登山道からは建設中の岩城橋を眺めることができるスポットも。

積善山には桜の他にも、３月中旬には黄色の可愛らしい花を咲かせるミモザ、４月上旬には鮮やかなマゼンダの花をつけるヤマツツジが群生していますので、長い間お花見ライドを楽しめますよ！

島と海と桜。季節限定のマリアージュを楽しんでください！

ランチのおすすめは、岩城レンタサイクルターミナルにもなっている、岩城港「リモーネプラザ」内にある喫茶店「レモン・ハート」。イチオシメニューは岩城島のブランド豚「レモンポーク」を使ったレモンポーク丼です。

岩城島は瀬戸内レモンの産地「青いレモンの島」としても有名。「レモンポーク」とは、その岩城島産レモンを食べて育った豚。旨みが凝縮され、とてもやわらかでジューシーなんです！

丼からはみでるほど盛られたレモンポークには、岩城島産レモンを使った特製タレがたっぷり！　甘辛さの奥にレモンの酸味を爽やかに感じます。お花見ライドで腹ペコだったので、ぺろりといただいてしまいました！

喫茶レモン・ハート
愛媛県越智郡上島町岩城1427-2　岩城港「リモーネプラザ」内
Open. 月～土 9：00～16：00
定休日：日曜日・年末年始
https://www.aoilemon.com/publics/index/143/

岩城島は、レモンの他にも紅まどんなやせとかなど様々な柑橘の産地でもあるんです。
岩城港「リモーネプラザ」の産直市には、様々な柑橘が並んでますので、ぜひチェックしてみてくださいね！　岩城島産のレモンや柑橘を使ったスイーツもありますよ〜。

リモーネプラザで購入したスイーツや柑橘は、岩城港の「雁木（がんぎ）」と呼ばれる階段状の船着き場で海を眺めながら食べるのがおすすめ！

収穫体験や岩城島産柑橘を使ったクラフトコーラ体験もできますよ！

お腹が満たされたら、次はいよいいよ岩城島一周ライドへ。海がきれい！！

一日中自転車で走って、標高約370メートルの山も登って、疲れ果ててへとへと……。そんな時は、ビーチヨガで身体も心もリフレッシュ！海に沈む夕日を浴びながら、ヨガの呼吸を取り入れたストレッチで身体と心をほぐしていきます。

インストラクターは、岩城島在住の西村すみれ先生。１時間程度の体験プログラムとしても実施しています。

大自然に向き合って呼吸を整えていくと、自然とリラックスしていきます……。