白浜〜和歌浦|和歌山県・ジャパンバイシクルルート実走調査
Bicycle Club編集部
- 2021年06月12日
ひとつとして同じ景色はない。紀伊半島西岸の壮大な海辺の旅
白浜から、田辺を経て白崎海岸、湯浅、和歌浦へと北上し、最高の海景色を堪能しながら県の西岸を制覇する海のルート。 このルートは国と県が整備を進める太平洋岸自転車道であり、路面表示や看板も多く迷いにくい。白と群青の対比が美しい白崎海岸、にぎやかな箕島漁港など、個性的な海辺の景色が次々と現れる。紀勢本線とともに走るため、御坊駅、箕島駅などで電車に乗って白浜に戻るか、和歌山、関西空港に向かい帰路に着く選択肢も。日本のアマルフィーとも言われる和歌浦(雑賀崎)まで走破すれば、感動も大!
ルートは都市をつないで延び、市街地では飲食店や店舗にアクセスできる。特急の停車駅や観光地などは選択肢も豊富。補給食の調達や立ち寄りを楽しもう。
煙樹ヶ浜に子供たちが描いた防波堤アート。ポップな色が美しい海と空に映える。訪問時大喜びしたコンタドールと同じポーズで
夢のような夕景が楽しめる天神崎。風、天気、潮の満ち引き次第で鏡面のように日と空を映しウユニ塩湖のようになる日も
この岩、あの有名な犬のキャラクターに似てる!?
真っ青な海の向こうには四国が
オススメの立ち寄りポイント
焼きそばとうどんを使った田辺のソウルフード「江川ちゃんぽん」。この辺りには江川ちゃんぽんの店が点在している
菓匠二宮
創業86年の老舗だが、時代に合わせた商品を展開。併設の茶店では商品や甘味を楽しめる
左/「乙女色のクリームソーダ」 右上/闘鶏神社にちなんだまんじゅう 右下/葛のアイスバー。溶けにくく、超低脂肪でダイエッターにも○
マリブ洋菓子店シーサイド店
こだわりのケーキを提供。カフェあり
鈴屋
和風ジャムを挟むカステラをホワイトチョコで包む「デラックスケーキ」
辻の餅
田辺市北新町1
杵つきの餅の裏表に餡をつけた「おけし餅」。創業は江戸時代の天保年間
白浜〜和歌浦ルートマップ
小ぶりの登坂が頻発、獲得標高は1250m程度になるが、整備された道と美しい海、和歌浦まで走破する高揚感がライドを後押ししてくれる
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サイクルライフナビゲーター
絹代さん
イベントやレースのMCや執筆、健康/観光/町づくりなど自転車に関わる全般でマルチに活動中。茨城県内の自転車活用推進計画などの検討委員も務め、自転車環境の向上や魅力発掘・発信等の活動にも携わる。
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PROFILE
Bicycle Club編集部
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