四万十ヘブンズロード|高知県・ジャパンバイシクルルート実走調査
Bicycle Club編集部
- 2021年06月26日
美しい海岸線を楽しみ、雄大な四万十川とともに下る
太平洋と四万十川の眺めをぜいたくに楽しめるロングライドコース。美しい自然景観の中を通るルートながら、厳しい登坂もなく、下り基調区間が長く走りやすい。
地域の中心街、中村をスタートし、砂浜美術館で知られる美しい浜や、青い海を楽しめる海岸線を抜け、峠を目指す。この区間は土佐くろしお鉄道と並走するため、鉄道利用で窪川駅までのショートカットも可能だ。峠を越えたら下り基調。窪川からは、四万十川との旅になる。下るにつれ、次第に幅が広くなり、川が表情を変えていくさまを見守ろう。
道の駅がルート沿いに点在、地元グルメをひととおり満喫できる。ルート上の路面にはブルーラインと道の駅までの距離が表示され、ライドの指標として走行できる。
オススメの立ち寄りポイント
砂浜美術館
黒潮町入野の浜
広がる美しい砂浜を美術館に見立てた。ありのままの風景を「常設展」とし、訪れる人が自分で「作品」を見つけるという。ここでどんな作品を見つけ出せるだろう?
道の駅ビオスおおがた
黒潮町浮鞭953-1
カツオのたたきとタルタルソースがうまい「カツオたたきバーガー」と、苦味のような独特の香りがさわやかな「黒潮レモネード」。黒潮町産のグリーンレモンを使用
はれのば
居心地のいいテラス。おしゃべりにも、日向ぼっこにも。「はれのば」にある「cafe n 2」でいただくシャインマスカット入りのフレッシュな「フルーツサンド」。分厚くゴージャス! 美しいブルーが目にも楽しい「ソライロコーラ フロート」
道の駅よって西土佐
美味な食がそろう。左/「山間屋」の「西土佐栗の濃厚プレミアム手持ちdeパフェ」 右上/「鮎市場」市場長が揚げた手長エビ! 超美味 右下/四万十産 鮎フライ
四万十うどん工房 麦屋
四万十市佐岡541
素材や、練る水にこだわったうどんを提供
セルフでうどんをゆで、氷水で締める! 初体験。見守る毛利社長は自転車乗り
好きなトッピングをプラス! カレーうどんはスパイシー
四万十ヘブンズロードルートマップ
コースの獲得標高は1207mになるが、目立った上りは峰ノ上に向かう登坂のみ。四万十川に沿った、ゆったりとした下り基調のルートをたどるのみで走りやすい
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サイクルライフナビゲーター
絹代さん
イベントやレースのMCや執筆、健康/観光/町づくりなど自転車に関わる全般でマルチに活動中。茨城県内の自転車活用推進計画などの検討委員も務め、自転車環境の向上や魅力発掘・発信等の活動にも携わる。
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PROFILE
Bicycle Club編集部
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