黒尊川絶景コース|高知県・ジャパンバイシクルルート実走調査
Bicycle Club編集部
- 2021年06月26日
美しい渓流がきらめく森、せせらぎと過ごす時間も宝物
四万十川支流のなかで、最も透明度が高く水質がいい黒尊川。深い森と木漏れ日に輝く渓流が生み出す空間は神々しく、走ると心身が清められていくよう。さっと通り抜けるよりも一泊し、この特別な空間を味わいたい。黒尊川の朝のすがすがしさは格別だ。
四万十川の流れが近く、走りながら雄大な広がりを間近に眺められる西土佐、口屋内や勝間など人気の沈下橋もコースに含まれる。スタートの江川崎や西土佐、ゴールの宿毛エリアにはグルメスポットも多く、立ち寄りや土産の購入にも困らない。四万十・黒尊の2つの川と宿毛の海の絶景を楽しめ、地域のグルメも堪能できる。まさに「いいとこどり」のぜいたくコース。
驚くほど透明な水が涼やかに流れる黒尊川。揺れる木々も輝く木漏れ日も、あまりに美しく、特別な空間で、いつまでも走り続けられたらと真剣に願ってしまう
竹や紅葉樹が並ぶ道を上り、上流に近付くほど清流のすぐそばを走れる。走りすぎてしまうのがもったいないと思うほど、美しい木漏れ日と川のせせらぎに包まれる
オススメの立ち寄りポイント
農家レストランしゃえんじり
四万十市西土佐口屋内76
地域の旬の食材を使った家庭料理が並ぶ。品数豊富で味付けも絶妙、価格はなんと大人1000円(税込)! 料理する地元のお母さんたちとの交流も魅力(通常はビュッフェ形式)
森のコテージ
せせらぎを聴きながら中庭でいただく優雅な朝食
SHADE TREE COFFEE(シェード ツリー コーヒー)
四万十川に面した旧県道上に位置し、大きな窓からは川の流れが一望できる。とても開放感ある店舗。自家焙煎コーヒーと注文を受けてから仕上げるサクサクのアップルタルトが食べられる
黒尊川絶景コースルートマップ
ともに下りきた四万十川から支流に入り黒尊渓谷へ向けて上る。宿毛に向けては再び下り基調。走りやすく、次々変わる環境を探検するわくわく感に押され距離も感じさせない
「四万十ヘブンズロード+周辺ルート」のその他のルートはこちらから
サイクルライフナビゲーター
絹代さん
イベントやレースのMCや執筆、健康/観光/町づくりなど自転車に関わる全般でマルチに活動中。茨城県内の自転車活用推進計画などの検討委員も務め、自転車環境の向上や魅力発掘・発信等の活動にも携わる。
その他のジャパンバイシクルルートはこちらから。
ジャパンバイシクルルートの関連記事はこちらから。
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。