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Eバイクでオフロードスポーツを楽しむ!E-MTBを使った競技、ENS-Eスタート

折りからのアウトドアブームも手伝って、マウンテンバイクが注目を集めていますが、その中でも特に注目を集めているのが、Eバイクの中でも、マウンテンバイク(MTB)、いわゆる「E-MTB」です。日本でもE-MTBを使ったレースがスタートしました。ここでは、そんなレーシングE-MTBの楽しみ方を紹介しましょう。

オフロードスポーツに特化したE-MTBの楽しみ方

E-MTBの持ち味を引き出しせるレースを1年半かけて実現させたコースデザイナー兼主催者の内嶋亮

トレイルと呼ばれるオフロードを自在に走れるMTBに、世代や性別を超えて楽しめる機能が備わり、勢力拡大中の新しいツールE-MTB。その特徴を紹介しましょう。

E-MTBの特徴

 

  • トレイルまでのアプローチや上りを楽にこなせるので、トレイル走行にも体力的に余裕が持てる。
  • 体力や脚力の差をカバーしてくれるので、ストレスの少ないグループライドが楽しめる。
  • アシストモードによっては、フル充電で100km以上走行が可能なので、ロングライドの不安も解消される。
  • キャンプグッズを積んでも余裕の走りが可能なので、ソロキャンプやバイクパッキングにも最適。
ENS-Eで設定されたリエゾン区間はかなりの激坂だが、E-MTBなら乗車していけてしまう!

「快適」なだけじゃないE-MTBで楽しむレースの魅力

体力的な制約から解放され、行動範囲が広がって楽しめるE-MTBですが、その性能を引き出すことができれば、さらにライディングが楽しくなると思いませんか?

それが今回紹介するE-MTBを使った競技、ENS-Eです。

下りをメインにした世界的に人気のエンデューロ

世界的に大人気のエンデューロ(注)の日本版「エンデューロ・ナショナルシリーズ(ENS)」がベースとなっているのですが、 E-MTBを使ってひと味違うテイストのイベントになっています。

E-MTBによる競技としては、マウンテンバイク世界選手権で行なわれているE-MTB XCもありますが、クロスカントリーという競技の性質上、アシストが切れる25km/h以上の速度域での勝負になることも多く、ペダルMTBとの違いも見いだしにくいのが実状です。

ステージと呼ばれるタイム計測セクションまでの移動区間が上り基調で、1つのステージを「ゴールしてから決められた時間内に次のセッションに移動し、スタートする」のがルールとなっているエンデューロは、E-MTBのメリットをわかりやすく享受できると言えるでしょう。

ラリーのように休憩できる移動区間(リエゾン)と、タイム計測区間がある

主催者の内嶋亮さん(左)とMTBダウンヒルのエリートライダーのとして活躍する阿藤寛さん

今回、初開催となったENS-Eについて、主催者の内嶋亮さんは「リエゾン区間をアシストを活かして楽に移動できれば体力を温存できますし、下りのステージに集中することができますから、より安全に楽しむことができます。また今回は私の管理するダイナコパークで開催しましたが、ステージ間の移動時間を短縮。通常のENSなら1日をプラクティスにあてて1日で決勝3ステージとなるところを、午前中にプラクティス。午後に決勝3ステージを2セットに設定することができました」と、E-MTBなら練習から本番まで、走行時間を多く取れることをポイントとして挙げています。

また参加者の声として「上りが楽なので反復練習ができ、2本目はライン取りやバイクコントロールの精度が向上した」「アシストを活かした加速やブレーキのタイミングなど、乗りこなす楽しみが増えた」「バイクをていねいに操らないとタイムロスにつながるので、基本的なテクニックの重要性を再確認できた」と、新たな楽しみ方やMTBの基本スキルの見直しに繋がるというものがありました。

参加者のバイクチェック!
ダウンヒルライダーからクロカン元オリンピアンまで

大阪から参戦したDHエリートの阿藤寛。トレック・レイルをミックス(前29/後27.5)化するなどカスタマイズ。総合優勝に輝きました。「アシストのおかげで長い時間走れるので、必然的に経験値が上がりますから、基本スキルも上達すると思います。ペダルバイクに乗り換えても上手に乗ることができると思いますよ」
’08、’12オリンピックMTB代表の小田島梨絵さんは「家族で共有」のターボLevoSLで参戦。ウィメンズクラス2位を獲得。

「新しい遊びかたを体験できました」というMTBプロショップ小川輪業店主の小川康浩さん。無線式変速機スラム・イーグルAXSを装着する。

競技中のバッテリー切れ防止に、練習ではサブバッテリーとしてレンジエクステンダーを使用。本番では外して軽量化。

2019年ENSシリーズチャンピオンの佐々木博は、ファンティックXF-1で参戦。フロントホイール/タイヤのみ変更

納車されたばかりのコナ・リモート160を持ち込んだ阿部善弘さん。「12速だからパワーオフでも軽快です」

E-MTBで競技に参加するには?

レンタルを含め38名が参加した記念すべき第1回大会の集合写真

ENS-Eの次回開催については正式に決まっていませんが「年内にもう1回開催したいですね」(内嶋さん)とのこと。またENSでもE-MTBでのエントリーが可能となっています。

※日程など詳細については http://ens.dynoco77.net/

注:モータースポーツのラリー競技に近く、移動区間は基本的に自走して1日に2〜5箇所の下り基調のコースでタイムを計測して勝敗を競うUCI公認競技。日本で言う耐久レースの「エンデューロ」は「エンデュランス」に該当します。

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eBikeLife編集部

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電動アシストスポーツ自転車、eバイクの総合情報。選び方からフルカタログ、旅行&キャンプなど楽しみ方、通勤&通学など使い方。注目モデルインプレなどまるごと分かる!

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