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サガンがスプリントで第1ステージ制す、総合首位はデニス|ツール・ド・ロマンディ

スイス西部をめぐるステージレース、ツール・ド・ロマンディ(UCIワールドツアー)は、現地428日に第1ステージを実施。優勝争いはスプリントとなり、ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ、スロバキア)が勝利。今シーズン2勝目を挙げた。前日のプロローグで上位に入った選手は大部分がメイン集団でレースを終えており、ローハン・デニス(イネオス・グレナディアーズ、オーストラリア)はリーダージャージをしっかりとキープしている。

サガンがスプリント勝利でジロへ弾み

大会2日目のこのステージは、UCI(国際自転車競技連合)の本部が構えられるエグルをスタート。しばしワンウェイルートを走行し、それからは連続する2つの3級山岳を含んだ周回コースを4周。最後の数キロを再びワンウェイルートを走ってマルティニーへと到達する168.1kmに設定された。

レイアウト的には丘陵ステージにカテゴライズされているが、大方の予想は集団スプリント。レースが始まると、その見方通りにプロトンは進行していった。

序盤に形成された6人の逃げグループが長い時間先行し続けた。このうち、ジョエル・ズッター(スイスサイクリング)が積極的に山岳ポイントを獲得。次々とトップ通過を決め、このステージを終えれば山岳賞ジャージが手に入る状況を作った。

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

一方、メイン集団は4分前後のタイム差を維持して淡々と残り距離を減らしていく。リーダーチームのイネオス・グレナディアーズがペーシングを担ったのち、残り40kmを切ったあたりからはボーラ・ハンスグローエなどスプリントを意識するチームが前線に選手を送り込んでイニシアティブをとった。

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

最終周回に入って、ようやく流れが変わる。3級山岳の上りに入ったところで逃げグループが崩壊し、先頭に残ったのはテイメン・アレンスマン(チームDSM、オランダ)だけに。着々と前とのタイム差を縮めていたメイン集団は、この日の登坂区間をすべて終えたタイミングでアレンスマンを吸収。スプリントを狙いのチームが本格的に態勢を整え始めた。

残り18kmでレミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ、フランス)が、残り13kmではシュテファン・キュング(グルパマ・エフデジ、スイス)がそれぞれアタックするが、いずれもすぐに集団がキャッチ。さらに、残り12kmでカヴァニャのペースアップをきっかけに、チームメートのマティア・カッタネオ(イタリア)に加えて、セバスティアン・ライヒェンバッハ(グルパマ・エフデジ、スイス)、ダミアン・ホーゾン(チーム バイクエクスチェンジ、オーストラリア)が続き、15秒ほどリード。しかし、これも協調体制が整わず、少し進んだ先で集団へと引き戻された。

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

その後は、各チームが集団前方を押さえながらフィニッシュへとペースアップ。最終局面を前にバーレーン・ヴィクトリアス勢が先頭を確保して、スプリントへと突入した。

残り200m、最高のポジションからスプリントを開始したのは、ソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス)。だが、この動きを読み切っていたサガンが背後から迫ると、そのままコルブレッリをパスしてトップに躍り出る。あとはフィニッシュラインを通過するのみ。出場を予定している58日からのジロ・デ・イタリアに向けて、大きな弾みとなるステージ優勝とした。

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

総合争いで有力視される選手たちは、いずれもメイン集団でレースを完了。前日のプロローグを勝ったデニスが、個人総合首位を守って引き続きリーダージャージに袖を通す。

29日に行われる第2ステージは、ラ・ヌーヴヴィルからサン=ティミエまでの165.7km。序盤から4カ所連続して2級山岳を上り、後半も2級と1級の上りが1つずつ待ち受ける。このステージ最後の登坂区間となる1級山岳ラ・ヴュー・デ・ザルプ。これを上り切ると、残りは17.2km。総合狙いの選手たちにとっては脚試しとなる1日。メイン集団から遅れることなくレースを終えることが大事になりそうだ。

第1ステージ優勝 ペテル・サガン コメント

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

「ツール・ド・ロマンディで再び勝つことができて本当にうれしい。この大会では2010年にステージ優勝していて、11年後に新たに勝利を加えることができた。今日もチームメートの仕事には感謝している。彼らは最後の2周から前方に位置して、最終周回では集団を統率してくれた。個人的にはレースが3週間空いたが、勝てたことでとても良い気分だ。今後のステージはどれも難しく、私に適したステージはここだけだったと思う。とにかく結果を残すことができ、日々サポートしてくれるチームやスポンサー企業に感謝を伝えたい」

個人総合首位 ローハン・デニス コメント

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

「走りやすいリズムで進みながら、レース後半からはスプリンターチームに任せられるよう、逃げグループとのタイム差をコントロールすることを心掛けた。

明日はタフなステージだが、自分自身に何ができるかを見ていきたい。私たちには世界でもトップのクライマーが2人(ゲラント・トーマスとリッチー・ポート)が控えているので、私個人は何のストレスも感じていない。明日のステージがどうなるか次第だが、土曜日(第4ステージ)がさらに決定的な1日になると思う。いまはリーダージャージを着ているが、チームメートを前線に送り出す必要があるならそのための仕事をするつもりだ」

ツール・ド・ロマンディ2021 第1ステージ(168.1km)リザルト

1 ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ、スロバキア) 4:12’40”
2 ソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス、イタリア) ST
3 パトリック・ベヴィン(イスラエル・スタートアップネイション、ニュージーランド) ST

個人総合時間賞
1 ローハン・デニス(イネオス・グレナディアーズ、オーストラリア) 4:18’06”
2 ゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ、イギリス) +0’09”
3 リッチー・ポート(イネオス・グレナディアーズ、オーストラリア) ST

各賞ライダー

個人総合時間賞 ローハン・デニス(イネオス・グレナディアーズ、オーストラリア)
ポイント賞 ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ、スロバキア)
山岳賞 ジョエル・ズッター(スイスサイクリング、スイス)
ヤングライダー賞 マルク・ヒルシ(UAEチームエミレーツ、スイス)
チーム総合 イネオス・グレナディアーズ

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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