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自転車競技スペイン代表監督に聞く東京五輪、バルベルデを軸に、選手は直前に決める!

東京オリンピックまで1カ月。男子のツール・ド・フランスや女子のジロ・ローザという大きなレースを挟むものの、ロードレースやタイムトライアルでメダルを目指す各国の有力選手が東京で走ることを表明している。
自転車ロードレースは、スペインがメダルを獲得する可能性がある競技の一つ。6月末に開催されたスペイン選手権で、女子ロードレースのスペイン代表有力候補であるマビ・ガルシア選手(アレBTCリュブリャナ)と、スペイン代表監督のパスカル・モンペリエ氏の2人に、今回の東京オリンピックに対する思い、そして対策を聞くことができた。

スペイン女子ロードチャンピオン マビ・ガルシア
「日本の暑さや湿度には対応可能」

2年連続でスペインチャンピオとなったマビ・ガルシア選手(アレBTCリュブリャナ)。写真撮影:對馬由佳理

今年のスペイン選手権でもタイムトライアルとロードレースの両方で優勝し、2年連続でスペインチャンピオンとなったマビ・ガルシア選手。東京オリンピックへの出場を昨年から表明していた選手の一人である。スペイン選手権での表彰式のあとに、ガルシア選手に東京オリンピックに関する思いをインタビューすることができた。

オリンピックのコースについて

「東京のコースを私は走ったことはないんです。でも、地図で見たり実際に走った選手の話を聞く限り、かなりハードなコースだと思います。斜度20%みたいな強烈な上りはないけど、細かいアップダウンがコース中にずっとあるコースのようですね」

レース時のコンディションについて

「『東京の夏はとても暑くてすごーく湿度も高いよ』って(與那嶺)恵理さんが話してました(笑)。でも、私の住んでるマヨルカ島は地中海に浮かぶ島なので、日本と同じくらい夏は暑いし湿度も高いんです。だから、そうした環境の中で走ることに問題はありません。もしかしたら、日本の気候は私にとってアドバンテージになるかもしれませんね」

東京オリンピックに向けてのレーススケジュールについて

「じつは今、シエラ・ネバダで高地トレーニング中なんです。このレース(スペイン選手権)が終わったらグラナダへ戻って高地トレーニングを続けて、ジロ・ローザに出走して、その後に東京に行くことになります。今回の高地トレーニングの成果をオリンピックで発揮することができれば、とても嬉しいですね」

スペインの女子のロードレースの出場枠は2つと限られており、まだ、代表選手が発表されていない。そのためまずは女子の1枠を獲得することに強い意欲を見せるガルシア選手であった。

パスカル・モンペリエ スペイン代表監督
「新型コロナウイルス対策によるストレスには、神経質になる必要はない」

パスカル・モンペリエ代表監督。写真撮影:對馬由佳理

一方、5人の選手枠となったオリンピックの男子ロードレースについて、スペイン代表監督のパスカル・モンペリエ氏に見解を聞くことができた。

オリンピックに出走する選手について

「出走メンバーはアレハンドロ・バルベルデ(モービースターチーム)が確定で、その他に4人の選手が選ばれることになります。おそらくツール出走組がメンバーの中心になると思います」

東京五輪での新型コロナウイルス対策のため、選手やチームスタッフの行動制限について

「確かに新型コロナウイルス対策により、選手やスタッフはいつも以上にストレスを感じることになるでしょう。でも、そういったストレスはスペインだけでなく他の国の代表チームもきっと感じるものですよね。そうなると、どの国も条件は同じなのであまり神経質になる必要はないかな、と僕は考えています」

ロードレースのコースについて

「2年前のテスト大会で、僕が直接実際のコースを見てきました。上り下りがレース中ずっと続くとてもハードなコースですが、スペイン人選手は対応できる範囲ですね」

レース当日の天候について

「間違いなく、とても暑くて湿度の高い中でのレースになりますよね。暑さはスペイン人選手も対応できると思うのですが、じつは湿度の高さが気がかりなんです。特にツールを走った後の選手にとっては体力的にダメージになるかもしれません。ただ、監督として本音を言うと、じつは新型コロナウイルス以上に、日本の湿度のほうが怖いんですよ」

スペイン代表チームの来日は7月20日を予定

さらにスペイン代表チームの日本入国のスケジュールについて聞くと「7月19日にスペインを出国して、日本には20日に入国予定です。その後レースですね。レースが終わったらすぐに出国することになるので、多分日本には1週間も滞在できないと思います。他の競技を見に行くこともできませんから」と話していた。

男子ロードレースではUCI(国際自転車競技連盟)の国別のランキングで出場枠が与えられ、より強い強い国が多くの選手を派遣することができる。そのなかでも5人という最大数の選手を派遣できるのはベルギー、イタリア、コロンビア、スペイン、フランス、オランダの6カ国、スペインはその一角となる強豪チームだ。東京オリンピックにむけて、着々と準備が進むスペインのロードレース界。メダル獲得が多くのスペイン自転車関係者の願いでもある。

著者紹介

對馬由佳理

スペイン在住。当地で10年以上ファンとして自転車レースを追いかけた後、ジャーナリストへ転向。スペインで開催される男子のレースはもちろん、女子のレースやパラサイクリングも取材経験あり。
Twitter: @TsushimaYukari
Instagram:yukaritsushima1

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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