クロスバイクがもっと快適になる!おススメアイテム5選|FORCE(フォース)
Bicycle Club編集部
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休日のサイクリングだけでなく、通勤や通学にも使えるクロスバイク。快適な自転車ライフを満喫するには、どんなものをそろえればいいのだろうか? そこで通勤ライドを自らも実践するヒルクライムの女王で、愛知県豊田市の自転車店・エッグス豊田店に勤務する望月美和子さんに教えてもらった。
「フロアポンプ」で空気を入れると乗り心地がさらに快適になる
「クロスバイクを快適に乗るために、ぜひ用意したいのが空気入れです。タイヤはクッションの役割もするので、適切な空気圧にしておくことがポイントです。タイヤの空気圧管理がしやすいエアゲージ(空気圧計)付きフロアポンプがおススメです」
さらに空気を適正に入れておくとパンク防止にもなる。空気圧が低すぎると、段差を乗り越えた際にリム(車輪の一番外周部のタイヤを装着するところ)がチューブを傷つけることで起こるリム打ちが発生しやすい。これは走行前に適正空気圧まで空気を充填することでかなり解消できるので覚えておこう。
空気入れは、いわゆるフロアポンプと呼ばれる大型のものがオススメ。携帯ポンプは携行性に優れるがフロアポンプに比べて空気を入れるのが大変なので、フロアポンプはクロスバイク乗りにも必須アイテムと言っていい。口金がスポーツバイクで一般的な仏式(フレンチ)バルブのほか、米式(アメリカン)バルブやママチャリで一般的な英式バルブにも対応するものだと、さまざまな自転車に使えて重宝する。
オススメのアイテムその1
スポーツポンプFORCEゲージ付きSG
価格:3850円(税込)
ロードバイク用タイヤの高圧にも対応するSG基準のフロアポンプ。スポーツバイクに多い仏式、米式の両バルブのほか、付属のアタッチメントを装着すればママチャリでおなじみの英式バルブにも対応。ビーチボールやバランスボール、サッカーボールやバスケットボールなどにも空気を入れられるアクセサリーもついている。エアゲージ(空気圧計)付きで、スポーツバイクの空気圧管理も簡単。高さ620mmと短めなので、小柄な人や女性にも使いやすい。
https://e-ftb.co.jp/item/4989/
空気の入れ方(仏式バルブの場合)
空気圧の目安は?
タイヤの適性空気圧はタイヤの種類にもよるため、買ったときに販売店に確認するのがベスト。最大に入れていい空気圧はタイヤの側面に書いてある。クロスバイクの場合タイヤサイズが700×35C前後なら70PSI(5bar)くらいが目安となる。
通勤・通学で使うならカゴや泥よけもあると便利
クロスバイクのようなスポーツバイクと一般的なママチャリとの大きな違いのひとつは、クロスバイクには荷物を運ぶためのカゴや荷台だけでなく、泥よけもついていない場合が多いこと。そのままでは荷物は運べないし、路面が濡れているとタイヤが水を巻き上げてびしょ濡れになりやすい。それと引き替えに、シンプルなルックスで重量も走りも軽く、走っていて気持ちよく感じられるのだ。
「通勤や通学などで実用的にクロスバイクを使うなら、クロスバイク用に作られた前かごや泥よけなどのアイテムも用意されているので使ってみてください。こうしたアイテムを使ってカスタムすることで、通勤・通学ライドはより快適になります」
オススメのアイテムその2
フォース・ワンタッチ前かご&キャリア
価格:3300円(税込)
クロスバイク向けの小振りなフロントバスケットとキャリアのセット。バスケットはワンタッチで着脱できるので、使わないときには簡単に外せる。バスケットはビニールコーティングされていて、雨の日に乗ってもさびにくいのがうれしい。
https://e-ftb.co.jp/item/3983/
オススメのアイテムその3
フェンダー前後セットクロス用
価格:2640円(税込)
クロスバイク用のフェンダー(泥よけ)の前後セット。フロントフェンダーはフロントフォークに取り付けるが、前出のワンタッチ前かご&キャリアとの同時装着も可能。リアフェンダーはシートポストに取り付ける。
https://e-ftb.co.jp/item/4454/
愛車を盗難から守るカギは、セキュリティと軽さを吟味
スポーツバイクの人気の高まりをに比例し、スポーツバイクの盗難件数も残念ながら増加傾向にある。一番の盗難防止対策は自転車から離れないことだが、ライド中にコンビニやカフェなどに立ち寄ったり、通勤・通学先で自転車を駐輪する必要に迫られることもあるだろう。盗難防止のためにカギを必ずかけよう。
カギは頑丈なものほど盗難防止の効果が高いが、頑丈なものは重量もかさみがち。セキュリティの高さと持ち運びやすさを吟味して、最適なカギを探そう。多少重めのカギでも、アタッチメントで自転車に搭載できるものだと重量が気になりにくいのでオススメだ。
オススメのアイテムその4
フォース・ミニダイヤルロック90cmブラケット付き
1980円(税込)
長さ90cm、ケーブルの直径8mmの頑丈なダイヤル式ケーブルロック。解錠のための4桁の数字は、任意に設定可能。シートポストなどに取り付け可能なブラケットがついていて、持ち運びの際に重量が気になりにくい。
https://e-ftb.co.jp/item/4867/
ドリンクや水を携行するためのボトルケージも夏の時期に欲しい
梅雨が明けると夏本番。ライドの際は熱中症予防のためにこまめな水分補給が欠かせない。サイクリング中にドリンクを携行できるようにするアイテムがボトルケージだ。
ボトルケージは、スクイズボトルやペットボトルなどを差し込んで使う。自転車のフレームのダウンチューブやシートチューブに設けられているボトルケージ台座にボルトで固定する。一般的には径の細いペットボトル用と径が太いスクイズボトル用があり、どちらを使うかによって対応するボトルケージを選ぶ必要がある。FORCEにはペットボトルとスクイズボトルの両方に対応するボトルケージもラインナップされているので、まずはそういったものを選ぶと安心だ。
オススメのアイテムその5
PET&ボトルケージ樹脂
価格:1100円(税込)
ペットボトルとスクイズボトルの両方に対応する樹脂製のボトルケージ。柔らかい素材を使っていて、通常ではペットボトルのような細身のボトルに対応するが、スクイズボトルを差し込むとその太さに合うようになっている。ボトルの保持力も高い。
https://e-ftb.co.jp/item/4301/
取り付けのときに便利な携帯工具
Y型6角レンチ4/5/6mm
価格:550円(税込)
ボトルケージの取り付けなどちょっとした作業に必要なのが六角レンチ。Y型6角レンチ4/5/6mmはよく使う4、5、6mmがまとまっているので、揃えておくと便利だ。
https://e-ftb.co.jp/item/3260/
ワールドツアーチームも使う、FORCE(フォース)とは?
1991年にチェコで誕生したパーツブランド。当初の取り扱いアイテムははわずか20だったが、現在は世界中にマーケットを拡大し、工具やポンプ、タイヤ、アパレルなど3000アイテムを取り扱うまでに規模を拡大した。その製品は高品質でありながらお値打ちな価格を実現。UCIワールドツアーチームのアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオをはじめ、ヨーロッパ各国のプロアスリートをサポートしている。日本には2015年に上陸し、2021年からはアイテム数をいっそう拡大。クロスバイク向けのアイテムを中心に展開している。
問:フタバ商店
https://forcejapan.com/
アイテムを紹介してくれた人 望月美和子さん
愛知県豊田市の自転車店・エッグス豊田店スタッフ。前職がねじ製造会社勤務だったこともあり、“ねじ子”の愛称で親しまれる。自転車通勤のためにロードバイクを購入したが、かつての同僚の誘いで競技を開始。フルタイムで働きながら、ヒルクライムを中心にロードレース、MTB、シクロクロスに参戦。Mt.富士ヒルクライム主催者選抜クラス優勝のほか、JBCF富士山ヒルクライム、JCBF東日本ロードクラシックDAY1優勝などの実績を誇る。2021年シーズン途中に名古屋を拠点とするサイクリングチーム・TEAM ORCAに移籍。地元・東海エリアを中心に自転車文化の普及・発展にも努めている。
問い合わせ:エッグス豊田店
http://www.sagisaka.co.jp/eggs/
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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