BASSO・DIAMANTE SV【ハシケンのロードバイクエクスプローラー】
ハシケン
- 2021年08月14日
サイクルジャーナリスト・ハシケンによる100kmインプレッション連載。
今回はハイクオリティーなカーボンロードバイクを世に送り、
玄人も一目置くイタリアンブランド「バッソ」の旗艦モデル「ディアマンテSV」にフォーカス。
そのテクノロジーからライドフィールまで徹底的に紹介!
職人の情熱を感じるハイクオリティーマシンが3年ぶりの刷新
世界屈指の自転車ブランドが群雄割拠するイタリアにおいて、成功を収めることは一筋縄ではできない。ましてや、1世紀を超える歴史を持つブランドもあるなかで、40年少々の短い歴史のブランドが成功するには、個性や強みが不可欠だ。
元プロ選手、経営者、ビルダーという三様のキャラを持つバッソ三兄弟によって産声を上げたバッソの創業は1979年。当初から高い技術をもつ職人たちを擁し、ハイクオリティーなバイク作りを信条としてきた。
プロモーション重視のプロチームへのスポンサードには積極的ではなく、バイク作りに魂を込めてユーザーへよさを届ける。現在ではさらにクールなデザインを得意とするブランドへ進化した。
そんな存在感を示すバッソの代名詞といえばオールラウンドレーサーのディアマンテだ。20年以上にわたりオールラウンドレーサーとしてバッソの看板モデルとして進化を続けてきた。今回ピックアップするディアマンテSVは、ディアマンテから派生したエアロロードモデルだ。2021モデルでフルモデルチェンジを果たした第2世代のディアマンテSV。
そのテクノロジーからライドフィールまでを明らかにしていこう。
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