MTB世界選手権クロスカントリー、日本代表はパリ五輪世代の北林、川口、小林が参戦
Bicycle Club編集部
- 2021年08月28日
8月25日から29日までイタリア北部イタリア・バルディソーレで開催のMTB世界選手権。日本代表チームはパリオリンピック世代、アンダー23の3選手、北林力選手(ドリームシーカーMTBレーシングチーム)と川口うらら選手(日本体育大学)、小林あか里選手(信州大学)が出場する。女子U23が8月28日現地時間9時から、男子U23は同じく28日10時45分からスタートする。
レース直前に北林力、川口うららにインタビュー
ここではレース前の北林力選手と川口うらら選手に武井きょうすけレポーターが取材。パリオリンピック出場枠確保に向け、大切な国際大会の一歩目。イタリアで行われる世界選手権に出場する彼らに簡単な質問をし、そのコメントをお届けする。
今回の目標順位は?
北林力
目標順位は20位です。出場人数が少なく、主要なライバル選手たちも少ないので今の力なら十分に狙えると思っています。
川口うらら
私も目標順位は20位です。今までの自分の力なら獲得できると思いますし、何より、パリオリンピックに出場するためには最低限でもそのぐらいの順位は取りたいです。
現在の自分のコンディションはいかがですか?
北林力
あまりよいとは言えないと思います。コーチから与えられているトレーニングメニューが100%できないときもありました。しかし、直前のフレンチカップでは手応えが有るので、しっかりと目標順位を獲得したいです。
川口うらら
過去、コンディションに悩まされた時期もありましたが、今は楽しく自転車に乗れています。絶好調とは言えませんが、自分がよかったときに戻せてきているので、自分を試せるいい機会にしたいです。
世界選手権のコースへの印象は
北林力
2年ぶりに走るこのコースです。覚えていますし苦手では無いです。斜度があり、上りと下りのメリハリが有るので僕は好きなコースですね。
川口うらら
上りの勾配と木の根っこが気になりますが、頑張ってプッシュしてミスするより、丁寧に走りをまとめてミスなく少なく走りたいです。攻略できない部分が一箇所ありましたが、そこはBライン(安全だが少しタイムロスをする)でうまくまとめます。
インタビュー総括
ここからパリオリンピックに向けて大切な一歩目が始まる。
日本代表チームに大きな声援を送ろうと思います。
武井きょうすけ
大会ホームページ
https://www.valdisolebikeland.com/en/uci-mountain-bike-world-champs-2021/
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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