メキシコで大陸級200㎞グラベルレース開催、日本人が参加|Gravel México 200km
Bicycle Club編集部
- 2021年09月06日
8月7日メキシコ、サンルイスポトシにてGravel México 200kmが開催された。
開催地サンルイスポトシ州は同国の中でも随一の未舗装道パラダイスの地域である。
今回もレポートししてもらうのはメキシコ在住日本人Yohである。ここではこのイベントに参加した、メキシコ在住6年のGFNY日本親善大使、YOHこと山田洋平さん(Huekapipo)がレポートをお届けする。
メキシコ3大グラベルのひとつ
2021年もLost Gravel(富士山超級!標高4000mの高地を走るメキシコのグラベルイベント|LOST NEVADO | BiCYCLE CLUB (funq.jp))、Global Gravel(メキシコで日本人がグラベルレース開催、アウトドアの楽園グアナフアト | BiCYCLE CLUB (funq.jp))に本レースを合わせてメキシコ3大グラベルレースとしてメキシコグラベル文化が一斉に隆盛を極める。
本レースの特徴は何といってもグラベルコース85%以上の200㎞のボリューム。獲得標高は1120mと距離にしてはかなり平坦な、まさに「グラベル」と呼ぶにふさわしいコースとなっている。
小雨のなかレーススタート、グラベルが基本のメキシコ
8月6日レース前日にサンルイスポトシの自転車ショップに集められた参加者にコース説明+ゼッケン配布がなされる。この時200㎞参加者が先に呼び出されるが参加はわずか17人、しかし見渡せば顔見知りの各地の精鋭部隊だ(笑)
100㎞カテゴリーの参加者は40名ほど。いずれのカテゴリーも100%GPXガイドで管理される。充電が保つのか?(笑)、といった心配もあり予備バッテリーも持参。
レース当日は早朝小雨に見舞われたがこれは幸運。今回のコース上に日陰は0である。前半は曇りで暑さで体力を消耗することなく後半戦。
終始グラベルの未舗装路が続く、飽きないコース取りに驚きである。国土の半分以上が未舗装道のメキシコならではの茶色の乾燥した道路が続く。車がギリギリ走れるくらいに整備されているのがミソだ。まさにグラベル天国。
本レースまたも主役はこのお二人、元マウンテン国体チャンピオンのアルマンド・サカリアスと元リオ五輪ロードレースメキシコ代表ルイス・レムスである。ここに今回は現マウンテン国体選手のパコマタモロスを加えた順位争いを繰り広げる。
私(Yoh)は平均時速25㎞程の8時間15分でゴール。アマチュアとして個人的にはかなり満足しているタイムだが順位は下から5番目である(笑)
そもそも200㎞にエントリーしている強者どもがレベルが違う。ちなみに優勝のアルマンドは6時間30分……人間なのだろうか(笑)
アマチュアで生で一緒にこのレベルの高い緊張感が味わえるのもメキシコグラベルの醍醐味である。
ゴールした後のエイドにて恒例のタコスとブリトーが振舞われ、やはりメキシコ!! スポンサーのJúrameのメスカル(テキーラのどぶろく)も皆で一気に飲み干す。笑
詳しくは自身のYoutubeチャンネルにて
Huekapipo Platform Channel
大会WEBサイト
Gravel México – Carrera Gravel, Gravel, Ciclismo (gravel-mexico.com
Huekapipo YOH(山田洋平)
グラベルチームHuekapipoリーダー、世界最大アマチュアレースシリーズGNFY日本親善大使、メキシコグアナフアトにて初のグラベルレースGlobal Gravel Guanajuato主催
Entrepreneurial Cyclistとして活動中だが本業はサラリーマンものづくり屋さん
Youtube:HUEKAPIPO YOH – YouTube
Instagram : huekapipo0516
Facebook : Yoh Yamada
Twitter : GFNY japan, Global Gravel Guanajuato
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PROFILE
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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