PIST6 Championshipの会場「千葉JPFドーム」に現代美術家、松山智一氏の作品を常設展示
Bicycle Club編集部
- 2021年09月17日
千葉競輪場跡地に建築された250m周長の木製バンクを備えた「千葉JPFドーム」を舞台に、トラック競技の国際大会で行われる「ケイリン」種目に準拠した公営競技「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」が10月2日(土)から開幕する。
このトーナメントの会場となる「千葉JPFドーム」メインエントランス側のホワイエスペースに、ニューヨークを拠点に活動し、「PIST6 Championship」の優勝トロフィーを手掛けた現代美術家、松山智一氏の作品が常設展示されることが決定した。以下、プレスリリースより。
高さ4mを超える迫力の彫刻作品と、幅約30mの壮大な壁画の共演
JPF千葉ドームのメインエントランスを抜けたホワイエスペースに入ると、同氏の手掛けた作品が「千葉JPFドーム」に来場するお客様を出迎えます。まず目に飛び込むのは左右に対に設置された、高さ約4.5メートルの迫力ある彫刻2作品です。ホワイエ奥の壁面には、幅約30メートル、高さ2.5メートルにおよぶ壮大な壁画が一帯を包みます。松山氏のパブリックアートは、新宿東口駅前広場や明治神宮での展示などで知られています。
彫刻作品について
松山氏コメント
盛者必衰・輪廻転生・起死回生といった人間の営みや生命力、超えるべきハードルや挑戦の連鎖があって我々は存在するというリアリティを、対となった彫刻が力強く表現しています。タイトルは 「Glory Slowly」(写真左)と「Immortality Morality」(写真右)。双方に、月桂樹や中世の神格化された文様、験担ぎのアイコンなどからなる3つの輪の造形が組み込まれています。「Glory Slowly」では向日葵が咲き誇り、「Immortality Morality」では枯れた向日葵がモチーフとなり、生命の表裏一体性を示しています。
壁画について
松山氏コメント
移ろいゆく世の中にありながら、それでも一つの場所に根を張り、挑み続ける人間の強さと素直さを表現しています。タイトルは“終わりのない手仕事”を意味する 「A Daunting Task」 。背景には鮮やかな色が施されていますが、それとは対照的に主役である花には彩色が施されていません。無彩色の花は、持続やプロセスの中で自己発見や自己成長を遂げる我々自身の存在に問いかける意図を込めています。
松山智一/Tomokazu Matsuyama
1976年岐阜県出身。上智大学卒業後2002年渡米。
NY Pratt Instituteを首席で卒業。
現在はNYブルックリンを拠点にスタジオを構え、活動を展開している。
ペインティングを中心に彫刻やインスタレーションも手がける。
また大規模なパブリックアートを各国で手がけることで、世界的に知られる。
これまでにニューヨーク、ワシントンD.C.、サンフランシスコ、ロサンゼルス、
シカゴ等の全米主要都市、日本、ドバイ、香港、台北、ルクセンブルグなど、
世界各地のギャラリー、美術館、大学施設等で個展・展覧会を多数開催。
PIST6 Championship公式サイト
https://promotion.tipstar.com/
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。