ロードバイクから音がする？　自転車から出る異音の原因とチェック方法＆解決策とは　

サドルやクランク、ペダルのゆるみをチェックする

サドル、クランク、BB、ペダルがきちんと固定されていないと、体重やペダルを踏む力が加わったときにギシギシ、ミシミシと異音がする。各パーツをしっかり握ってゆすり、ガタつきやゆるみがないかチェックする。異常があれば、推奨トルクまで増し締めする。推奨トルクは、各パーツにそれぞれ記載されている。

ホイールまわりの異音

ホイールをつかんで左右にゆする。ガタがある場合は、クイックリリースやスルーアクスル、またはハブのゆるみをチェック。

サドルまわりの異音

サドルを前後左右にゆすってギシギシと音がすれば、締め付けトルク不足。走行中にBBから異音がすると感じても、じつはここが異音の原因であることも多い。

クランクまわりの異音

クランク、ペダルもゆすってチェック。プレスフィットBBの場合、BBがきちんとはまっていなくて異音が発生している可能性もある。

チェーンの斜めがけが異音の原因かも!?

走行中のチェーンの音鳴りは、とても気になるもの。チェーンがどこかに触れていれば、パーツの摩耗も早まる。おもな原因はチェーンラインが斜めになりすぎていることだ。シマノのフロントディレイラーの羽根の内側には摩耗を防ぐスキッドプレートがつくが、ここにもなるべく触れないチェーンラインを心がけたい。

チェーンまわりの異音

チェーンの音鳴りがしたら、まずはチェーンが斜めにかかっていないかをチェックする。それでも音鳴りがやまない場合は、リアディレイラーのボルトのゆるみやエンドパーツが曲がっていないかもチェックしよう。

インナー×トップ

フロントディレイラーの外側の羽根にチェーンが当たりやすい。リアをロー側に数段シフトし、フロントをアウターに上げて斜めがけを回避する。

アウター×ロー

フロントディレイラーの内側の羽根にチェーンが当たって、音鳴りが発生しやすい。フロントをトリム操作するか、インナーに落とし、リアをトップ寄りにする。

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