2年ぶりに開催される全日本選手権ロードレースをプレビュー!
Bicycle Club編集部
- 2021年10月20日
以下の5名をピックアップ。
・中根英登(EFエデュケーションNIPPO)
・織田 聖(NIPPOプロヴァンスPTSコンチ)
・山本大喜(キナンサイクリングチーム)
・入部正太朗(弱虫ペダル サイクリングチーム)
・岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
中根英登(EFエデュケーションNIPPO)
個人の力という意味では今回出走を予定している選手の中では最も強いと思われるのが中根英登。
集団が決して有利とはいえないコースというのも単騎参戦となる中根にとってはプラス要因だろう。
事前のインタビューでは今シーズン後半には5年連続となるヨーロッパツアーでのUCIポイントも獲得し、後半戦はコンディションもよかったと語ってくれた。
織田 聖(NIPPOプロヴァンスPTSコンチ)
今シーズンからヨーロッパツアーを主戦場とする織田 聖。
なかなかリザルトを残すことはできていないが、4月に行われたツアー・オブ・メヴラーナ(UCI2.2)では第2ステージで集団スプリントに参加し、10位でゴールするなど、力は十分。
9月に行われたJBCFの群馬ロードレースでも積極的な走りを見せており、少人数のスプリントであれば十分にチャンスがあると思われる。
山本大喜(キナンサイクリングチーム)
全日本ロードに出場するチームの中で最もチーム力があるのはキナンサイクリングチームだろう。
その中でも山本大喜は今期JCL1勝を挙げ、10月10日に開催されたおおいたアーバンクラシック(UCI1.2)ではフランシスコ・マンセボを最後まで追い続けて2位に入っている。国内ロードを走る日本人選手としてはトップの力をもつのではないだろうか。
キナンサイクリングチームはほかにも2017年のチャンピオンである畑中勇介や2018年のチャンピオンである山本元喜、中島康晴らを揃えており、チームで攻撃を仕掛けられれば他を圧倒する可能性も十分にある。
入部正太朗(弱虫ペダル サイクリングチーム)
前回大会の覇者である入部正太朗。
全日本チャンピオンのタイトルを獲得してからはレース中の落車によりケガをするなど、なかなか活躍ができない時期が長引いたが、全日本前最後のレースであるJBCFかすみがうらロードレースでは見事な優勝を飾っており、存在感は十分。
岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
JBCF南魚沼クリテリウムで久しぶりの勝利を挙げた岡本 隼。
何度も何度もアタックがかかるような状況では難しいかもしれないが、スプリントではかなりの力を持っており、チームで集団スプリントに持ち込むことができれば可能性は十分あると思われる。
その他にもNIPPOプロヴァンスPTSコンチの岡 篤志、マトリックスパワータグの小森亮平や小林 海、宇都宮ブリッツェンの増田成幸、チーム右京 相模原の小石祐馬や石原悠希、那須ブラーゼンの谷順成、Sparkle Oita Racing Teamの孫崎大樹、ヴィクトワール広島の阿曽圭佑らにもチャンスはあるだろう。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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