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2年ぶりの全日本選手権、TTエリートは増田が2連覇を達成! 女子は樫木が初制覇!

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前半からタイムを稼いでいた点について

最後尾スタートであれば他の選手のタイムを参考に調整しながら走ることができますが、今回は参考になるタイムがなかったので、自分の出せるギリギリのペースで最後までいければいいなと思って走りました。
今朝まで何度もコースの動画を見ていましたし、試走も4周回したうえでのペースだったので、決して速すぎるペースではなかったと思います。

事前に思い描いていた戦略について

アップダウンのあるコースだったので、自分にはプラスに働いたのかなと思います。
上りでしっかり踏んで、下りはレストのつもりで、メリハリをつけて走りました。
下りがあまり得意な方ではないので、それ以外の部分でタイムを稼ぐことを意識していました。
また、この日のためにバイクのポジションもしっかりと詰めてきましたし、そういった準備も含めてしっかりできたかなと思います。

東京オリンピック以降のモチベーションについて

モチベーションを維持するのはかなり難しく、正直、これだけのトレーニングをやってきたと自信がつけられるほどの練習もできてはいませんでした。
さらにじつは家族が病気になったり、砂川会長をはじめ大切に思っている人が何人も亡くなるといった悲しいことが続いていました。
そういった中で体を仕上げることはできませんしたが、そういったお世話になった方々のためにも、今回は気持ちだけは負けないように、悔いのない走りをしようと思ってスタートしました。

率直な感想について

砂川会長、天国で見ていてくれているかなと思いました。
すごくほっとしました。

明後日のロードレースに向けて

今日優勝したことでひと区切りついたのですが、今日、明日としっかりリカバリーしたいと思います。
今日の優勝でマークされてしまうとは思いますが、気負わず、正々堂々いきたいと思います。

男子エリート、3位 中根英登のコメント

全体の振り返りについて

最後のレースから約1カ月程度間が空いていて、かつ、帰国後14日間の隔離機関があったので、ロードレースの前に1回追い込むためにタイムトライアルに出場しました。
試走した感じでは恐いコースだなと思ったので、安全第一を心がけていました。
事前にコーチと相談していたペースで走っていたのですが、走っているうちに思ったよりいけるなと感じたので、最後の1周はしっかり追い込みました。
その結果、思ったよりもいい順位でフィニッシュすることができました。

3周目の後半のタイムが増田選手よりも早かった点について

増田さんは1周目からから突っ込んでいたのに対して、自分はペースで走っていたので、その差が出ただけだと思います。
自分も1周目から突っ込んでいればもう少しタイムは良かったかもしれませんが、増田選手のタイムに届いていたかはわかりません。
増田選手の走りは純粋に速かったです。

明後日のロードレースに向けて

リラックスしていい走りができればと思います。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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