2年ぶりの全日本選手権、TTエリートは増田が2連覇を達成! 女子は樫木が初制覇!
Bicycle Club編集部
- 2021年10月23日
INDEX
女子エリートは樫木祥子が全日本選手権初優勝
女子はエリート+U-23という形でレースを開催(ただし、U-23の選手だけでの順位付けも実施)。
距離は男子エリートよりも1周短い2周回の24km。
男子エリートのWAVE2同様、女子も速いと思われる選手からのスタートとなり、樫木祥子(チームイルミネイト)が最初にスタート。
樫木は1周目から19分46秒と女子では唯一の20分切りのタイムを出すと、2周目はさらに上げて19分9秒のラップタイムを出し、38分55秒でフィニッシュする。
その後は5番手出走の石上夢乃(鹿屋体育大学)が40分台となる40分34秒の好タイムでフィニッシュし、暫定2位、そしてU-23ではトップを確定させる。
石上以降は40分台のタイムすら出ることなく、樫木が圧倒的なタイムで全日本選手権をロードレース/タイムトライアル通じて初めて制した。
女子エリート優勝、樫木祥子のコメント
今日の走りについて
色々と不安な要素があったので、無事に優勝できて安心しています。
タイムは意識してませんでしたが、下りの勢いを殺さずに登ることを意識していました。
全日本選手権にかける思いについて
2年ぶりの開催ということで、かける思いは例年以上にありました。
なので優勝できてよかったです。
女子U23優勝、石上夢乃のコメント
今日の走りについて
40分切りを目指していて、特に後半はタイムが落ちるのがわかっていたので、前半から突っ込むことを意識していました。
ただ、今日は突っ込みすぎて後半予想以上にタイムを落としてしまいました。
それでも後半のテクニカル区間はコースをしっかり把握できたので、うまく走れたかなと思います。
U23での優勝について
兄(石上優大)がU-17ではロード・TTの2冠を、U-23ではロードレースを優勝しています。
一方で自分もジュニアではロード・TTの2冠を達成できていたので、兄と同じようにU-23でも勝ちたいと思っていました。
なので、ノルマを達成できたかなという感じです。
ただ、ロードレースでの優勝を狙っていたので、明日のロードレースも勝ちたいです。
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。