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2年ぶりの全日本選手権、TTエリートは増田が2連覇を達成! 女子は樫木が初制覇!

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男子U23は松田祥位が最後の最後で逆転優勝

朝一番で行われた男子U-23カテゴリー。
女子と同様、こちらも2周回の合計24kmで開催された。

男子U-23のWAVE1で暫定2位になった兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング)

WAVE1では最初の出走となった兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング)がいきなり17分15秒という好タイムで1周目を完了すると、2周目はさらにペースを上げて34分25秒でフィニッシュする。

男子U-23のWAVE1で暫定1位になった香山飛龍(弱虫ペダル サイクリングチーム)

さらに、5番手出走となる香山飛龍(弱虫ペダル サイクリングチーム)が1周目から17分7秒と兒島のタイムをさらに上回る好タイムを出すと、34分18秒のタイムでフィニッシュし、暫定トップとなる。

U-23で優勝した松田祥位(EQADS)

香山が暫定トップのままWAVE2の出走を迎えると、WAVE2最初の出走者である松田祥位(EQADS)がいきなり17分を切る16分58秒で1周目を完了する。

U-23で2位に入った留目夕陽(中央大学)

さらに、WAVE2の5番手出走である留目夕陽(中央大学)16分55秒のタイムで暫定トップに立つ。
17分を切ったのはこの2名のみで、実績的にも優勝はこの2名に絞られたと思われた。
留目は2周目の中間計測ポイントまでは松田に対して3秒のリードを保つも、中間計測ポイント以降で若干タイムを落としてしまう。
一方松田は中間計測ポイント以降でもさらにタイムを縮め、留目に対してこの区間だけで23秒の差をつける形となった。
この結果、松田が逆転で暫定トップに立つと、留目の3人前に出走した宮崎泰史(Sparkle Oita Racing Team)が2周目のラップタイムを16分59秒と伸ばし、34分09秒で暫定2位に入る。

U-23で3位に入った宮崎泰史(Sparkle Oita Racing Team)

留目は宮崎のタイムは更新するものの、松田のタイムには及ばず暫定2位でフィニッシュ。
最終出走の小出 樹(京都産業大学)が11番手となる36分12秒でフィニッシュし、上位3名が確定した。

男子U23優勝、松田祥位のコメント

レース前について

正直走る前は不安でした。
新型コロナウィルスの影響もあって1年ほどモチベーションを保つことができなったのですが、U-23最後の年ということで、先週のJBCFかすみがうらタイムトライアル含めてターゲットにしていました。

留目選手とのタイム差について

走ってる最中は全く把握していなくて、フィニッシュしてから中間地点では留目選手のほうが2~3秒速いと教えてもらいました。
慌てるといったことも特にありませんでした。

試走終えた段階での戦略について

後半ペースが落ちそうだと思ったので、前半は抑えて、後半ペースが落ちないように意識して走りました。
ただ、後半は予想以上に体が温まったこともあってタイムにつながりました。

男子U23、2位の留目夕陽のコメント

今日の走りについて

悔しいです。松田さんの最後の追い上げがすごく、この結果が自分の実力だと思っています。
U-23はあと3年あるので、また頑張りたいと思います。

今日の戦略について

明日のロードレースがあるので、まずは安全第一を心がけていました。
その中でできる限りコーナーをせめて、タイムを出そうと思っていました。

松田選手とのタイム差について

自分の走りに夢中だったので、タイム差は把握できていませんでした。

2周目後半での20秒のタイム差について

自分の感覚ではタレたという感じはしていなくて、松田選手の追い上げ方、走り方がうまかったのかなと思っています。

明日に向けて

逃げに持ち込んで、独走で優勝したいと思います。

10月23日のレーススケジュール

大会2日目となる10月23日は全日本自転車競技選手権大会ロード・レースの男子U-23および女子エリート+U-23が行われる。
スケジュールは以下のとおり。
8時00分~:男子U-23(123.0km(12.3km/Lasp×10Laps))
11時30分~:女子エリート+女子U-23(98.4km(12.3km/Lap×8Laps))

リザルト

男子エリート

1位:増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 49分25秒40
2位:山本大喜(キナンサイクリングチーム) +47秒37
3位:中根英登(EFエデュケーションNIPPO) +1分00秒31

女子エリート+U-23

1位:樫木祥子(チームイルミネイト) 38分55秒30
2位:石上夢乃(鹿屋体育大学) +1分39秒21
3位:石田 唯(早稲田大学) +2分16秒50

女子U-23

1位:石上夢乃(鹿屋体育大学) 40分34秒51

男子U-23

1位:松田祥位 (EQADS) 33分39秒57
2位:留目夕陽 (中央大学) +20秒00
3位:宮崎泰史 (Sparkle Oita Racing Team) +29秒98

 

全日本選手権ロードに関するレビューはこちらから
2年ぶりに開催される全日本選手権ロードレースをプレビュー!

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2021年10月20日

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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