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南房総へ電車で行く快適ライドイベント「ステーションライド2021オータム」開催

11月20日(土)、21日(日)に、千葉房総半島を巡る「太平洋岸自転車道ナショナルサイクルルート認定記念 ~RIDE and CAMP~ Station Ride in 南房総 21autumn」(※以下ステーションライド)が開催された。ここではそのレポートをお届けする。

今年で7回めの開催となったステーションライド

このステーションライドは、自転車を輪行せずにそのまま持ち込める専用電車「B.B.BASE」を利用したイベントで、東京都のJR両国駅を出発し千葉県のJR館山駅へと到着、そこから自転車に乗って走り出し、房総エリアにある景勝地やエイドステーションに寄りながら、最後はまた館山駅から両国駅へと戻るというもの。今年で7回めの開催となる本イベント(20、21日で単日開催)の様子をダイジェストでレポートする。

自転車を輪行することなく、そのまま電車内に持ち込める

今回は全員がB.B.BASEに乗せて参加、コースは50㎞と80㎞

B.B.BASEは貸し切りでゆったり。専用内装の特別感がたまらない!

いままでのステーションライドでは現地集合とB.B.BASEとから選べる形式だったが、今回はB.B.BASEに乗っての参加のみとなった。

朝7時過ぎ、参加者は両国駅発のB.B.BASE車内にマイバイクをそのまま載せ、専用のラックにしっかり固定。あとはゆったり座って館山駅までのんびり過ごした。車内フリースペースではライドの説明やバイシクルクラブ編集長の岩田によるB.B.BASE誕生にまつわる独演会(?)などが行われた。

館山駅で自転車を下ろしたら、駅員さんたちのお出迎えを受けつつ記念撮影! 50㎞コース(ガイドあり)と80㎞(ガイドあり・なし)のグループに分けていよいよスタートだ。

館山市の金丸 謙一市長はじめ館山駅長などがステーションライドの参加者をお出迎え。「ようこそ館山へ!」
今回のゲストはモデルでヒルクライマーの日向涼子さん、山下晃和さん、管洋介さん、そしてカメラマンとしてハシケンさんも参加した

南房総を巡りながら、エイドステーションのグルメを楽しむ

管 洋介さんがエイドステーションで効率的なストレッチをレッスン。

80㎞コースの第1エイドでは「道の駅 三芳村 鄙の里」でゲストライダーの管 洋介さんが簡単な乗り方レクチャーを行い、効率的な走行を伝授。びわ風味の房総サイダーやドーナツを補給食に、まずは半島を西から東へと移動する前半部分をこなしていく。

エイドで配られるドーナツとサイダー。地元の味をゲット

同じく80㎞コース。房総半島の東側に出ると次のエイドステーション「道の駅 和田浦WA・O!」に到着。ここではくじら肉まんと落花生ソフトをゲット。栄養補給と記念写真を済ませて再スタートだ。

あたたかいくじら肉まんと冷たいソフトクリームで栄養補給
くじらの化石骨格標本(レプリカ)の前で記念撮影。これぞグループライドのだいご味だ

海沿いを走る後半! 天気も景色も抜群な房総フラワーライン!

海沿いにある橋の上でも笑顔でパシャリ

コース中盤からは房総フラワーライン(千葉県道257号と国道410号及び千葉県道297号の一部)を走ることになり、青い海を見ながら走れる区間も登場。20日はとくに天気がよく、50㎞コース、80㎞コースともにブルーの空と海を満喫できた。信号が少なく、激坂もない千葉の道を行く参加者たちの表情も明るい! コロナの影響もあり、ひさびさのイベントライドとなった参加者も多かった。

青い海と青い空のなかを走る。20日は「気温20度&微風」とまさに自転車日和!

80㎞コース3つめのエイドステーションは「道の駅 ちくら潮風王国」。大ボリュームのひじきコロッケバーガーを口に運べば、ここまでの疲れも吹き飛ぶ。

エイドステーション、ちくら潮風王国で自転車たちもひと休み?
ボリュームたっぷりのくじらコロッケバーガーにガブリ!

野島崎では「朝日と夕陽の見える岬」を満喫

エイドステーション、野島崎展望台へ到着!

さらにしばらく走って50㎞コース、80㎞コース両方のエイドステーションになっている「野島崎灯台」へ。時間がある人は房総半島最南端となる灯台付近へのプチ観光もでき、人気のラバーズベンチへと足を運ぶ人もいた。土地の魅力を存分に味わってこそのステーションライドだ。

房総の最南端にあるラバーズベンチへ
灯台から少しの距離にあるメガネ橋へ向かうグループも

ホテルファミリーオ館山でゴール! 豪華なグルメに舌鼓をうつ

チームワークを発揮してゴールへ。たった一日でも、ともに走る仲間たちなのだ

ここからはラストスパート! 房総半島の南から西へかけて、最後のエイドにしてコース上のゴール地点(ゴール後館山駅にも移動するため)となるホテルファミリーオ館山へ。11月も後半となり日の入りも大分早まってきたものの、潮風がライダーの進行をジャマすることもなく全員が無事ゴールへ!

ゴールでは身体を芯からあたためるコーヒーやスープ、甘いクリームパンやジェルタイプの甘酒などたくさんのグルメがふるまわれる。さらに前回にはなかったジビエの焼肉も用意されるなど、豪華さがグレードアップ!

ホテルファミリーオ館山でもらえる地元グルメの数々! 年々豪華になっている?
参加者全員が無事完走。お疲れ様でした!

千葉房総の走りやすい道とたくさんのグルメ、そして一日であってもグループとして走り切れた満足感。ゴール地点でひとしきり休憩した後は、お土産のノベリティグッズとともに帰りのB.B.BASEへ。

帰りの電車内で配られたイベントオリジナルTシャツ

ステーションライドにキャンプ要素も追加! 

絶景のなかを走り抜けたステーションライド。次回開催は2022年3月を予定

20、21日で天候の違いはあったものの、両日とも千葉で雨に降られることはなく、参加者全員が大きなトラブルなく完走! 2022年3月に次回開催となる、春のステーションライドへと弾みをつけた。

今回は上記の50㎞、80㎞のライドイベントのほか、じつは正式名称のなかにある「RIDE and CAMP 」をテストケースとして取り入れた。モデル兼キャンプツーリストである山下晃和さんを中心に、自転車遊びとクロスさせるスタイルで焚き火やキャンプ飯、テント泊などを楽しんでみた。次回開催のステーションライドでは、さらにキャンプスタイルも充実、より楽しめるようになるというから期待がかかる!

春風のなかを走る瞬間が今から待ち遠しい。

自転車を楽しんだ後はキャンプを楽しむのもあり!
焚き火を囲んでキャンプ飯を堪能する山下さん

イベントWEBサイト
http://www.stationride.com/

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PROFILE

ハマダ

Bicycle Club / 編集部員

ハマダ

元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト。国内外の選手たちを熱く見守るロードレースファンでもある。趣味はパン屋巡り。

ハマダの記事一覧

元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト。国内外の選手たちを熱く見守るロードレースファンでもある。趣味はパン屋巡り。

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