リン酸水溶液によるサビとり方法! 塗るorつけ置きでサビを落とす
Bicycle Club編集部
- 2021年12月15日
外に置いたままの自転車や雨で走ったあとの自転車は、すぐにサビてしまう。サビ落としにはいろいろな方法があり、用途に応じて使い分けたい。ここでは「リン酸水溶液によるサビとり」を紹介しよう!
リン酸水溶液によるサビとりのやり方
サビとり剤のサビを落とす主成分はリン酸だ。大ざっぱにいうと多くのサビとりは、これをネバネバさせたりペースト状にしたりしているわけだ。違いの特質を理解し、サビを落としたい場所に応じて使い分けるといい。
なかでも最もシンプルかつリーズナブルなのが、リン酸と水が主成分となるリン酸水溶液だ。サビ落とし液だったりラストリムーバー、もしくはタンク用サビとりという名で販売されている。
水状なのですぐ流れてしまうが、これを塗り続ければサビは落ちる。水で希釈して、その中にドブ浸けすることもできる。
リン酸水溶液を塗る
リン酸の水溶液は流れやすいが、塗り続ければサビは消えていく。
使用アイテム
リン酸水溶液にドブ浸け
サビた自転車部品を大量に処理したい場合は、希釈したリン酸水溶液に浸けるのがオススメだ。
サビた塗装面に希釈液を塗る
希釈したリン酸水溶液をフレームのサビたところに塗れば、リン酸皮膜を作れる。鉄フレームはリン酸皮膜処理されてから塗装されることが多い。
※この記事はBiCYCLE CLUB別冊「自転車サビとり再生術」からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
出典
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。