サイクリングeスポーツ世界選手権に向け、日本チャンピオンら5選手がアジア予選通過
Bicycle Club編集部
- 2021年12月10日
2021年12月9日、国際自転車競技連合(UCI)が2022年2月26日に開催するサイクリングeスポーツ世界選手権の予選通過メンバーを発表した。
2020年12月9日に初開催となったZwiftのプラットフォームを使ったUCIeスポーツ世界選手権。初年度は各国の自転車競技連盟の推薦のみで出場選手が決定したが、2回目となる今年からは各大陸ごとに予選を開催し、その大陸ごとの出場枠からも出場できるようになった。そのアジア予選に参戦した日本人男子選手5人が予選通過し、世界選手権に出場することを決めた。この5選手のほかにも、前回同様に日本自転車競技連盟(JCF)からの推薦枠でも数名が追加され日本代表になる。
日本チャンプ高杉、富士ヒル王者の池田らが参戦
日本から出場する5人は以下のメンバーとなる。まず2019年にZwift日本チャンピオンとなった高杉 知彰、そして富士ヒルクライムで活躍した池田隆人は多国籍チームZwifter TeamのWorld Elite Zwifters(WEz)に所属する。また、笹内秀法、前川聡郎、本田竜介は日本のZwiftのトップチーム、Zwift Warriors Cycling(ZWC)に所属してZwiftの公式レースに参加している。ここでは各選手のコメントを紹介する。
高杉 知彰
「アジア予選を日本人5人で勝ち抜けてうれしいです。普段からZwiftのレースで切磋琢磨している仲間と世界の舞台で日本のZwifterを代表して戦えるのがとても楽しみです。日本チームへの応援よろしくお願い致します」
おもな大会リザルト
2019年Zwift日本チャンピオン(※現チャンピオン)
MasonLake Road Race(USA)Pro1.2 15位
Boston Harbor Road Race(USA)Pro1.2 15位
池田隆人
「今回は例年と違ってZwift内で選考レースがあり、その選考レースで上位に入って世界選手権の出走権を勝ち取れたことを嬉しく思います。世界選手権では可能な限り上位を目指して頑張ります」
おもな大会リザルト
Mt.富士ヒルクライム選抜2021年 クラス男子 優勝
箱根ヒルクライム2020年 男子チャンピオンクラス 優勝
笹内秀法
「WTRL Zwift Racing League Premier divisionをTeam ZWCとして走った5名でアジア予選を突破できたことがうれしいです。知っているメンバーで走るとモチベーションが高くなるので、本戦も頑張ります。日本チームへの応援よろしくお願いします。」
おもな大会リザルト
2021富士ヒルクライム 主催者選抜クラス 12位(タイム58:54)
2021年 ちくさ高原ヒルクライム(秋) 総合優勝
2021年箱根ヒルクライム 小径車の部 優勝(タイム42:55)
本田 竜介
「以前からともに世界と戦っている仲間たちと世界選手権を走れる事が本当にうれしく、気合いが入ります。日本代表として熱い走りを見せられるよう頑張りますので応援よろしくお願い致します!」
おもな大会リザルト
新潟県自転車競技選手権ロードレース 優勝
2021年JBCF南魚沼ロードレースE1 3位
前川聡朗
「春に海外転勤し、Zwiftのおかげで日本の仲間と走り続けられています。Zwiftで知り合えた沢山の仲間と楽しくハードに取り組むなかで、自分の想像の限界を何段階も超えて成長できました。その結果として、今回世界選手権に仲間と挑戦できることを本当にうれしく思っています」
おもな大会リザルト
2014年インカレ男子クォドルプル:5位(ボート)
UCI公式WEBサイト
https://www.uci.org/
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