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レースに合わせたベストな機材の選び方! おきなわ&乗鞍を走るトップレーサーの機材とは?

機材スポーツでもある自転車レースでは、レースのタイプや目的に合わせた機材カスタマイズが結果を左右する。今回はツール・ド・おきなわ市民210kmなどでの優勝経験も豊富な紺野元汰さんが機材選びの基本をレクチャー! これまでなんとなく済ませていた機材選びの基準を明確にして、ベストな機材を選べるようにしよう。

まずは扱いが難しくないホイールを選ぶ

走行性能を大きく変えることができるホイール選びは、レース結果に大きく影響する。おもにリムハイトによって運用するレースシーンが分かれてくる。エンデューロやロードレースではエアロ効果の高いディープリムを選択しがちだが、横風の影響を受けやすく操縦性がシビアになったり、重量が重く登坂にパワーが必要になるなど、ネガティブな要素もある。ロードレースやクリテリウムでもリムハイトが低めのモデルのほうがバランスがよく、初心者にオススメだ。

ホイール選びはレースのタイプに合わせて選ぶと同時に、体格やパワーとの相性がいいモデルを選ぶことも大切になってくる。たとえば、「ヒルクライム=軽量」だけではベストなチョイスとは限らない

運動性能と構造特性から見る適正ホイール

目標や目的に合わせて重さを基準に機材を選ぶ

レースで最大限のパフォーマンスを発揮するためには、ベストな機材(バイク)選びが欠かせない。まずは、コースプロフィールに合わせた選択が基本になるが、それに加えて自身の脚質やレースでの目標に合わせたカスタマイズが重要だ。たとえば、同じツール・ド・おきなわに挑戦する場合でも、登坂がさほど得意でなければ、ローハイトリムの軽量ホイールの力を借り、逆に軽量クライマーなら、巡航をアシストしてくれるセミディープリム以上のホイールを選ぶといいだろう。また、終盤のエスケープを想定して、巡航性に優れるディープリムという選択もある。

実際に参加するレースのタイプによって、エアロロードとオールラウンドレーサーの、2台を使い分けている紺野さん。「流れるようなレース展開になる大会ではヴェンジを選び、クリテリウムレースなど反応性重視ならターマックにします」と、スペシャライズドの2つのモデルを展開に合わせてチョイスする
機材選びに悩んだら、最終的には性に合っているモデルを選びたい。ベストな選択ができれば、ほんとうに苦しい場面でも機材のせいにすることなく走ることができる
コースコンディションに合わせたタイヤ選びは基本!
高低差やレーススピードに合わせたスプロケットの歯数選択もパフォーマンスの向上につながる大切な要素だ

同じレースを走るトップ選手たちの機材を参考にする

アマチュアトップレーサーたちは、機材に対して徹底したこだわりを見せる。市民ロードレースの最高峰「ツール・ド・おきなわ市民210km」と、ヒルクライムレースの最高峰「マウンテンサイクリングin乗鞍」で上位に入る選手たちの、リアルな機材カスタマイズは参考になる点が多い。彼らの機材を参考にしながら、自身に合った機材を作り上げるのもレースに参加する楽しみでもある。

2019年、乗鞍で連覇した中村俊介さんのバイクは、セミディープリムホイール装備で車体重量5.6kgだ
乗鞍を8度制している森本 誠さんは、回転抵抗や路面抵抗の少なさをゴキソホイールによって追求。フロントシングルギヤ化をはじめ徹底した軽量化も達成

ツール・ド・おきなわ2018 市民210km

マウンテンサイクリング2018 in乗鞍 チャンピオンクラス

教えてくれた人

グランフォンド プロサイクリスト
紺野元汰

高校時代から競技を始め、実業団国内トップカテゴリーで活躍。2018年、ツール・ド・おきなわ市民210km優勝。2019年、UCIグランフォンド世界選手権3位。

 

※この記事はBiCYCLE CLUB別冊「ロードバイクのトラブル解決マニュアル」からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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